【2023年版】出題予想と解答例 1級土木施工管理技士 第二次検定(実地試験)

1級 土木施工管理技士試験 2023年版

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本年度の出題を予想し、合格点の獲れる解答例文を作成

施工経験記述の対策は、過去に自分が経験した工事を選び、施工管理項目ごとに、事前に十分な準備をして、解答文を作成しておく必要があります。そのため難易度が高く感じたり、勉強法で悩まれる方も多いでしょう。

  • そこで、試験日までに効率的な試験対策を行うため、本年度の出題を予想し、独自の現場情報に書き換えるだけで、合格点の獲れる、解答例文を作成しました。
  • 本年度に出題が予想される施工管理項目(テーマ)に沿った、
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土木施工管理技士試験 1級 経験記述の出題予想

  • 近年の1級土木施工管理、経験記述問題の出題傾向は、
    「品質管理」と「工程管理」と「安全管理」の3項目から、

    出題されています。
  • 「経験記述の出題傾向」を見れば、本年度の出題は容易に予想できます。

 令和04年度の出題は、「安全管理」でした。
 令和03年度の出題は、「安全管理」でした。
 令和02年度の出題は、「品質管理」でした。
 令和01年度の出題は、「品質管理」でした。
 平成30年度の出題は、「品質管理」でした。
 平成29年度の出題は、「安全管理」でした。
 平成28年度の出題は、「安全管理」でした。
 平成27年度の出題は、「品質管理」でした。

  • 令和05年度(2023)の出題は、「品質管理」と「安全管理」が予想されます。

 「品質管理」と「工程管理」と「安全管理」の3項目について、
 しっかりと準備して、臨んでください。

土木施工管理技士試験 1級 経験記述の解答例

  • 「経験記述問題の解答例」を使用すれば、自分が経験した現場条件に変更するだけで、確実に合格点が獲れる経験記述の準備ができます。
  • 解答例文は、下記の内容で、合計28件、作成しています。
    品質管理 12件、工程管理 6件、安全管理 10件。

 解答例文は、それぞれの施工管理項目について、次の内容で作成しています。
 (1) 留意した技術的課題
 (2) 検討した理由と内容
 (3) 実施した対応処置

土木施工管理技士試験 1級 経験記述の解答例サンプル

  • このページに掲載している、サンプル解答文は、ほんの一部です。
    また、最新のものではありません。
  • すべての解答例は申込み後、ダウンロードしてご確認ください。

品質管理のサンプル解答文/管布設、漏水対策

(1) 留意した技術的課題
 本工事は、県道A号線沿いの市街地において、既設管の経年劣化や腐食、地震による地盤の不同沈下、交通荷重、各種工事等の影響による漏水が発生したため、φ300mmの配水管(ダクタイル鋳鉄管)を深さ1.8m、延長600mで布設替えする工事であった。
 布設工事完成後の交通荷重や地震等の影響から、配水管のズレや損傷による漏水、道路陥没や建物への浸水等の二次的災害等を防止するため、本工事においては、配水管布設時の漏水防止対策が課題となった。

(2) 検討した理由と内容
 配水管布設時の漏水防止対策として、検討した事項は、次の内容であった。
① 配水管布設時の基礎工については、砕石基礎と砂基礎の比較検討を行い、漏水の発生抑制を考慮した基礎工法を選定した。
② 管布設後の不等沈下や地震時の液状化を防止し漏水を抑制するため、埋め戻し材料、締固め機械、一層の仕上がり厚、所要の締固め度を確保する方法を検討した。
③ 配水管布設時の漏水防止対策については、ボルト締付け方法と締村けトルク値の確認方法、水圧試験の方法、その他の漏水を防止する対策を検討した。

(3) 実施した対応処置
 配水管布設の漏水防止対策として、現場で実施した対応処置は次の内容である。
① 配水管布設時の基礎工については、丁張により床付けを確認し、適切な基礎と判断されたため、管頂+30cmまでを砂基礎とした。砂の投入は、管が移動しないように管の左右に交互に投入するとともに、管の芯出し及び管の移動防止用のあて木は取除き、石・ガラス等の固形物を混入させないようにした。
② 配水管布設後の埋め戻しは、粒径40mm以下の均一良質土を用い、一層の仕上がり厚25cmに敷き均した。管周辺の締め固めは人力作業とし、ランマーを用い十分に締め固めた。埋め戻し部の締め固め度を90%以上確保し、漏水の発生を抑制した。
③ 配水管布設時の漏水防止対策については、次のような対応処置を行った。
 ・継手のボルト締付けは、各ボルトが片締めにならないよう均等に対角に締付け、締付けトルク値98N・mを確認した。
 ・水圧試験は、サドル融着終了後冷却時間40分経過した後、1分間0.75Mpaの水圧をかけ、サドルと管の密着部から漏水がないかを確認した。
 ・水圧の作用によって離脱の起こりやすい曲管部、管端部等には抜け出し防止用継手を使用した。
 ・継手部等のねじ締め付け時の外面傷は、防食シール剤で補修し防食テープを用いて、防食工法を施した。
 以上の結果、所要の品質を確保することができ、工事は無事完了した。

工程管理のサンプル解答文/道路、圧密沈下

(1) 留意した技術的課題
 本工事は、山間部の幹線道路における道路線形改良(L=約300m、工期1年)工事であった。現道左側斜面のスライスカット(最大H=15m、延長L=50m)を行い、右側の腹付盛土(最大H=10m、L=120m)により、平面線形の改良、及び幅員のボトルネック箇所の解消を行うものであった。
 迂回路がないため現道の全面通行止めは不可能であり、さらに、現道交通状況から片側通止規制期間も最短に抑える必要があった。このような状況を踏まえた、工程計画を実施しなければならなかった。

(2) 検討した理由と内容
 工程計画の課題に対しては、片側通行規制期間の短縮に伴うコスト増を回避するため、下記の対策を検討した。
① 現道右側の腹付盛土を先行着手し、先に盛土区間を2車線開放する工法とした。
② 上記①により、現道右側へ通行路をシフトさせ、左側切土に必要な施工スペース(残土積込み、工事車両出入り口等)を確保する。これにより、切土施工時の片側通行規制をなくす対策を検討した。
 対策の検討結果、切土と盛土の施工時期のズレにより、掘削土砂の盛土利用ができなくなった。このため、掘削土砂の残土処理、盛土材の調達が必要となった。
 施工計画立案の早期段階で発注者と協議・調整したことにより、近隣他工事との調整が円滑に行え、低コストで残土処理・盛土材調達が可能となった。

(3) 実施した対応処置
 盛土区間を先行施工するため、当初想定よりも3ケ月早く盛土が完了する。また、現道状況の調査結果より、盛土の圧密沈下が考えられた。
 これらのことから、盛土完了から全体完成までの間に盛土区間が圧密沈下し、完成時に舗装面に段差ができる可能性があった。
 上記について発注者と協議し、①路床の仕上げ高さを設計よりも5cm嵩上げする対応処置、②仮舗装で暫定供用し全体完成の直前に本舗装を行う対応処置を講じることで、圧密沈下による舗装段差の発生を防止し、工程計画の課題を解決した。

安全管理のサンプル解答文/管布設、通行人の安全対策

(1) 留意した技術的課題
 本工事は、幅員6.0mの市道AB線において、経年劣化による老朽化が懸念される鋳鉄管DIP-K型について、耐震性能の確保と配水能力の向上を図るため、鋳鉄管DIP-NS型φ200に布設替をする内容であった。
 施工区間の歩道は幅員0.7mでカラー舗装による明示がされており、近隣住民の通行も多く、地元小学校の通学路にも設定されている路線であった。そのため、通行人の安全を確保し、第三者災害を確実に防止することが大きな課題であった。

(2) 検討した理由と内容
 通行人の安全を確保するため、検討した内容は、次のものであった。
① 徒歩および自転車での近隣住人往来が多くあるため、地元町内会、住民への周知広報を徹底する方法を検討した。
② 通学路に設定されているため、学校関係者への周知広報も徹底する。学童は重機、車両、掘削箇所などに好奇心を抱いて近づこうと試みたり、注意が散漫になることも推測されるので、安全確保のみを目標とせず、特に円滑な交通の誘導方法を検討した。
③ 施工箇所はDID(人口集中地区)区域内であり、平時から車両通行量が多い路線であるが、カラー舗装で歩道が明示されているのみで、縁石などによる車道と歩道との十分な分離がされていない道路構成である。このことをふまえ、施工中に通行する第三者に関して、十分な安全を確保できる交通規制方法の選定について検討した。

(3) 実施した対応処置
① 地元警察署と協議のうえ、通行規制方法を車両通行止規制とし、カラーコーンとセーフティバーにより、幅員1.2mの歩行者自転車通路を設定した。
② 地元町内会と協議し、組長が集まる会合で工事内容と交通規制方法の説明を行うとともに、説明文書を回覧板に含めてもらうことで、各世帯への周知を行った。
③ 下校時間帯となる午後には、学童と歩行者自転車の誘導専任に交通誘導員を一名増員した。
 これら対策により、第三者災害など事故の発生もなく、安全に工事を完了できた。

土木施工管理技士試験 1級 経験記述の部品集

 土木施工管理技士試験、経験記述の部品集は、
 品質管理、工程管理、安全管理、環境保全、建設副産物の出題項目について、
 「理由(○○のため)」と「対応処置」に区分した部品集を多数準備しています。

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部品集を活用した、解答文の作成方法

部品集を活用した、解答文の作成方法を紹介します。
解答文は、「品質管理」の、テーマ「舗装工の軟弱地盤」対策とします。

まず、(1)(2)(3)の項目について、下記のような「軟弱地盤」対策の文章を、部品集から集めてきます。

(1) 留意した技術的課題
○T県発注の県道改良工事におけるABC工事であった
○施工箇所は、現場CBRが99以下の軟弱地盤であった
○軟弱地盤上の傾斜地に、現場流用土と採取土により高さ99mの盛土を行った
○ABC処理などの問題点を解決して、DEF工の品質を確保するための施工方法の検討が、技術的に重要な課題であった

(2) 検討した理由と内容
○ABC工の品質を確保するため、検討した内容は、以下の通りであった
○設計CBRを確保できないため、路床の支持力を改善する盛土材の選定について検討した
○路床の計画高さ、残土処分地や良質土の有無について検討を行った
○地山と盛土の接合部は完成後に段違いが生じ、亀裂などが発生しやすい
○盛土接合部の段切り処理とについて検討した
○雨水を盛土内に浸透させない排水処理について検討した
○路床の支持力低下を防止する方法について検討した
○以上の検討から、現場で次の処置を講じた

(3) 実施した対応処置
○当初の盛土材では設計CBRを確保する事が困難である
○設計CBRを確保するため、砕石混じりの粘性土を使用し盛土を行った
○地山と接続部の表土を除去した後、段切りを高さ99cmで施工した
○勾配1:99のすり付けを設け、盛土と地山との接合を良好にした
○搬入路にはレキ質土を使用し、路体のこね返しによる支持力低下を防止した
○盛土施工内に雨水を進入させないため、釜場を作り、水中ポンプを設置し排水した
○以上の対策の結果、所要のABC工の品質を確保し、工事を無事完成することができた。

部品集から集めてきた(1)(2)(3)の項目の文章を、下記の「太字」ように編集して書き換えると、独自の解答文を簡単に作成することができます。

(1) 留意した技術的課題
 本工事は、T県発注の県道S線改良工事における舗装工事であった。
 施工箇所は、路体の現場CBRが3以下の軟弱地盤であった。この軟弱地盤上の傾斜地に、現場流用土と採取土により高さ4mの盛土を行うものであった。
 盛土材、搬入条件、雨水処理などの問題点を解決して、盛土の品質を確保するための施工方法の検討が、技術的に重要な課題であった。

(2) 検討した理由と内容
 盛土の品質を確保するために検討した内容は、以下の通りであった。
①当初予定の盛土材では設計CBRを確保できないため、路床の支持力を改善する盛土材の選定について検討した。
路床の計画高さ、残土処分地や良質土の有無について検討を行った。
地山と盛土の接合部は完成後に段違いが生じ、舗装に亀裂などが発生しやすい。そのため、盛土接合部の段切り処理と、雨水を盛土内に浸透させない排水処理について検討した。
③搬入路として使用される路床の支持力低下を防止する方法について検討した。
 以上の検討から、現場で次の処置を講じた。

(3) 実施した対応処置
①当初予定していた盛土材の粘性土では設計CBR12を確保する事が困難なため、砕石混じりの粘性土を使用し盛土を行った。
地山と接続部の表土を除去した後、段切りを高さ50cmで施工し、勾配1:4のすり付けを設けることで、盛土と地山との接合を良好にした。
③搬入路をレキ質土で形成し、路体のこね返しによる支持力低下を防止した。また、盛土施工内に雨水を進入させないため、釜場を作り、水中ポンプを設置し排水した。
 以上の対応処置により、所要の盛土の品質を確保し、工事を無事完成することができた。

土木施工管理技士試験 1級 経験記述の出題傾向

  • 過去問題の出題傾向から出題予想分析し高い確率で予想的中させています。
  • ◎は、予想が的中したものです。
出題項目 予想 R04 R03 R02 R01 H30 H29 H28 H27 H26 H25 H24 H23-
H16
 品質管理 2
 工程管理 1
 安全管理 2
 出来形管理   2
 仮設工 1
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土木施工管理技士 1級経験記述 出題予想と解答例文

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1級 土木施工管理技士試験 第二次検定(実地試験)

1級土木施工管理 第二次検定 実地試験 これだけ項目集

試験勉強では過去問題を分析し、重要な部分を問題集などで実際に問題を解く勉強法が重要です。
「これだけ項目集」では、出題傾向を分析して、出題一覧表を作成しています。
どのような問題が、どれくらいの頻度で出題されているのか、一目瞭然です。
毎年出題される問題は、隔年・数年間隔で出題される問題は、頻度の多い出題は、近年人気の問題は、などを考慮し、特化すべき重点問題を掲載しています。

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これだけ項目集とは

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  • Wordデータです。編集して、オリジナルの項目集、問題集が作成できます。
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1級土木施工管理 第二次検定 実地試験 項目集サンプル

 これだけ項目集では、1級 実地試験で出題されるすべての、
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 1級実地試験の出題分類は、
 問題2 コンクリート工、問題3 施工計画、問題4 土工、
 問題5 品質管理、問題6 安全管理、問題7 建設副産物。

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1級 実地試験 問題2・9 コンクリート工のサンプル

1土木 実地  H28-3-1  H26-3-1  H25-3-2  H23-3-1  H22-6-1
コンクリートの温度ひび割れ防止

 コンクリートの打込み後は、コンクリート表面が乾燥するとひび割れの発生の原因となるので、硬化を始めるまで、日光の直射、風などによる水分の逸散を防止する。
 コンクリートを適当な温度のもとで、十分な湿潤状態に保ち、有害な作用の影響を受けないようにすることが必要である。

 コンクリートの施工にあたっては、所定の品質および機能を有するコンクリート構造物が得られるよう、事前にセメントの水和熱による温度応力および温度ひび割れに対する十分な検討を行う。
 セメントは、中庸熱ポルトランドセメント、高炉セメント、フライアッシュセメントなどの低発熱形セメントを使用する。
 混和材としては、フライアッシュ、高炉スラグ微粉末、混和剤としては、AE剤、減水剤、AE減水剤、高性能AE減水剤などがあるが、これらの混和材料は、その効果を確かめた上、使用方法を十分に検討する。
 コンクリートの配合は、所要のワーカビリティー、強度、耐久性、水密性、ひび割れ抵抗性、鋼材の保護性能が確保される範囲内で、単位セメント量を少なくする。

1土木 実地  H29-8-1  H28-8-1  H27-3-2  H25-3-1  H20-3-1
暑中コンクリートの打込み

 暑中コンクリートの打込み時のコンクリートの温度は、35℃以下とする。
 暑中コンクリートの練り混ぜ開始から打ち終わりの時間は、1.5時間以内とする。
 直射日光などにより高温になる箇所は、散水、覆いなど、適切な処置を講じる。
 暑中コンクリートの打込み時には、コンクリートから吸水すると予想される箇所の湿潤状態を保持する。
 暑中コンクリートは、運搬中のスランプ低下、空気量の減少、コールドジョイント発生の危険性があるため、コンクリートの打込み温度をできるだけ低くする。

1級 実地試験 問題4・8 土工のサンプル

1土木 実地  H30-2-1  H28-7  H27-2-1  H25-2-1  H23-2-1
盛土の排水処理

排水の目的:
・盛土内への水の浸入を防止して、盛土の安定を図るため。
・排水を良好にして、雨水の土中への浸入を最小限に防ぐため。
・雨水ののり面への流出を防止して、法面表土の浸食を防止するため。
雨水の浸透から、間隙水圧の上昇、剪断強度の低下、滑り破壊の発生を防止する。

排水工の施工:
・盛土面が4~5%程度の排水勾配を常に保つよう、土を敷きならし締固めを行う。
・のり肩付近に施工機械の転落を防止する土手を設けるか、素堀の仮側溝を設ける。
・ダンプトラックやブルドーザなど施工機械のわだちや履帯跡が残らないよう、作業終了時に盛土表面をローラなどでできるだけ平滑にし、排水性を良くしておく。
・高さ 5~10m ごとに小段を設け、法面の水を集め、縦排水溝等により法尻に導く。

基礎地盤、法面の排水:
地山からの湧水量は、調査時点では不明確なケースが多いため、盛土工事に着手し湧水量が多いことが判明した場合は、十分な地下排水対策をとるようにする。
・盛土施工中の法面の一部に水が集中すると、盛土の安定に悪影響を及ぼすので、法肩部をソイルセメントなどで固め、法面に仮縦排水溝を設けて雨水を法尻に導く
・盛土の基礎地盤は、盛土の施工に先立って適切な処理を行わなければならない。
沢部や湧水の多い箇所での盛土の施工は、適切な基礎排水工を行うものとする。

1土木 実地  H28-2-2  H25-2-2  H23-2-2  H19-2-2  H18-2-2
深層混合処理工法

 深層混合処理工法は、軟弱地盤中に現地土とセメント系固化材を処理機を用いて攪拌混合し、所定の強度に固化することで、地盤沈下を防止し、支持力、せん断強度を高める工法である。
 各種構造物の基礎地盤改良として用いられる他、山留め壁、掘削時の地盤安定確保のような仮設構造物としての用途もある。
 海上埋立地などでは、液状化対策として採用される。
 〔期待される効果〕
  ・全沈下量の減少
  ・すべり抵抗の増加
  ・せん断変形の抑制

1級土木施工管理 第二次検定 実地試験 出題傾向の分析

難易度が高くても高得点を取る必要なし。時間をかけずに、確実に合格点、合格率アップを目指しましょう。!!
・毎年出題されている、過去問で頻出される問題はないか。
・頻繁に出題されている問題の周期は、1年置きか、2年置きか、3年置きか。
・久々に出題された問題があるが、同じような怪しい問題はないか。
・しはらく出題されていないが、気になる問題はないか。
このように、特化すべき重点問題を絞り込むことで合格率アップに繋がります。
試験日までの時間や難易度を考察し、計画性を持って合格を目指しましょう。

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問題2・9 コンクリート工 予想 R04 R03 R02 R01 H30 H29 H28 H27 H26 H25-
H18
◇ 打継ぎ
 打継目の位置
 水平打継目の打継ぎ 2
 鉛直打継目の打継ぎ 2
 既設コンクリート打継 1
 断面修復の施工 1
◇ 養生
 水和反応と湿潤状態 1
 給水による養生
 養生の期間
 初期凍結と強度 1
 膜養生剤の散布 1
問題3・11 施工計画 予想 R04 R03 R02 R01 H30 H29 H28 H27 H26 H25-
H18
 現場組織表の記載 1
 施工方法の記載 1
 安全管理の記載
 工程管理の記載 1
 主要資材の記載 1
 環境保全計画の記載
問題4・8 土工 予想 R04 R03 R02 R01 H30 H29 H28 H27 H26 H25-
H18
◇ 盛土の施工
 盛土の排水処理 2
 盛土材料の選定 2
 盛土の情報化施工 1
 盛土の試験施工
 盛土の含水量調節 1
 盛土の敷均し 1
 高含水比の建設発生土 1
 軟弱地盤上の盛土施工
◇ 軟弱地盤対策
 建設発生土の分類
 建設発生土の対策
 安定処理工法
 安定処理の施工
 石灰系固化材
 セメント系固化材
 建設発生土の有効利用
  • 出題傾向と出題予想のサンプルは、ほんの一部です。
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1級土木施工管理技士 第二次検定 実地試験 出題分析&重点項目集

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土木施工管理技士試験 実地試験、経験記述問題で問われるものは

 実地試験、施工経験記述問題では以下の点が問われます。

  • 十分な実務経験があるか
  • 現場に常駐する主任技術者として適格であるか
  • 契約条件に基づき、施工計画が立案できるか
  • その試験対策として、本教材では効率的な学習方法を提案しています。

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土木施工管理技士試験の対策

土木施工管理技士試験は、1級・2級ともに、4肢択一式の学科試験と記述式の実地試験により行われます。
土木施工管理技士の試験の合格基準は60%以上の正答となっており、また出題範囲が広いため効率のいい勉強方法が必要になります。頻出の問題を過去問や参考書から押さえることが、合格率の上昇につながります。
ネットで検索すると過去問のダウンロードや、解答速報をまとめた便利なwebサイトも多く見つかりますので、活用して合格点を目指しましょう。

実地試験の経験記述問題は、自身の実務経験内容から施工管理項目ごとに、事前に解答文を作成して対策をしておく必要があります。
例えば、近年の1級土木施工管理、経験記述問題の出題傾向は、「品質管理」と「工程管理」と「安全管理」から出題されており、この傾向は続くことが予想されます。最低でもそれぞれの解答例文を事前に作成し暗記して合格ライン突破を目指しましょう。

ネット上では資格の難易度ランキングを紹介しているサイトがあり、1級土木施工管理技士は、だいたい偏差値として50程度だと紹介されているようです。偏差値50というと普通といった印象ですが、近年は土木工事の需要が増大しており、人材不足に陥っている企業も多いため、重宝される可能性が高いです。

願書提出を行う際には卒業証明書の取得や、実務経験の記述を行うことが必要です。卒業証明書の取り寄せは手続きや配送業者の遅延によって、いつ届くか見通しがつかなくなることもあり得ます。また、実務経験の記述には時間がかかります。早めの願書の作成、提出を心がけましょう。

申し込みの際には受験資格を満たせているかをよく確認しましょう。2級の1次試験は実務経験なしで受験することができますが、それ以外は一定年数以上の実務経験が必要です。

土木施工管理技術検定の資格受験者は多いため、試験日近くになると試験会場近くの宿泊先は満室になる可能性があります。早めに宿泊先を確保しておくことも大切です。

1級と2級の2種類ともに、合格発表後に合格証明書を発行することで、監理技術者や主任技術者に就くことのできる有資格者になることができます。合格発表後は忘れずに申し込みの手続きを行うようにしましょう。

1級土木施工管理技士試験の勉強法と試験内容

大型建設設備を構築する工事では、建築工事業、電気工事業、管工事業などの指定建設業の専任監理技術者が現場に常駐し、工事施工を監理する必要があり、土木工事業もその業種です。専任の監理技術者は国の資格を持っている人が専任され、その資格を取る試験が、1級土木施工管理技士試験で、合格すると1級土木施工管理技士として専任の監理技術者になることができます。

1級土木施工管理技士試験の受験資格は、学校を卒業して、ある期間実務を経験した後に資格が得られます。2級土木施工管理技士の資格を持って実務経験を経た後でも、資格が得られます。試験は、第一次検定と第二次検定に分けて行われ、第一次検定合格者が第二次検定を受験することができます。試験の難易度は、第一次検定の合格率が55%と高い水準ですが、第2次検定の合格率がここ数年の平均で35%程度で、難易度が高い試験です。

1級土木施工管理技士試験の第一次検定は、午前にA、午後にBの試験構成となっていて、試験Aは61問の4択問題ですが、選択方式で、30問の解答が求められます。A問題は3系統に分かれ、最初の15問は、土木・電気・電気通信・機械・建築・設計など幅広い知識を問う問題で、12問の選択です。次の34問は、工程・品質・安全などの施工管理法の知識や能力を問う問題で、10問の選択です。最後の12問は、法規に関する問題で8問の選択です。

第一次検定の勉強法ですが、過去の問題が繰り返し出されることから、10年分の過去の問題集や参考書をもとに繰り返し勉強することで効率よく勉強できます。勉強法としては、一次で出される問題は二次でも出される可能性があります。二次検定は記述式のため、暗記で覚えても記述となると言葉がでず、正確な漢字が書けないことが起こるため、気になる語句はノートに記述して覚えることで、試験対策を行いましょう。

第二次検定は、第一次検定の合格発表後に行われます。したがって、一次が通ってからの二次の準備は遅すぎ、一次も二次も土木施工管理試験は、受験しようとした1年前から始めるのが安全です。第二次検定は、11問題が出て必須問題が1問、残り10問のうち6問が選択式です。

問題1は、施工管理技士試験では必ず出る、経験論文です。対策は、毎日現場で行う安全・品質・環境対策の留意点や問題点を毎日ノートに取り、記述と整理する訓練を行います。そうすることで、試験官に好意を持たれる文章の構成と記述を心掛けましょう。

第二次検定の問題2から6までの選択3問の問題は、施工方法や法規の問題で、空欄に適当な語句を記述する問題で、言葉をよく理解し書けるようにしておく必要があります。例えば、カナでは分かっても漢字で書けなければ、誤りとなりため記述の訓練は欠かせません。


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