【2024年版】出題予想と解答例 2級土木施工管理技士 第二次検定(実地試験)

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【 令和6年度以降の土木施工管理試験問題の見直しについて 】

1. 試験機関からの経験記述出題の見直しの通達

[見直し]
受検者の経験に基づく解答を求める設問に関し、自身の経験に基づかない解答を防ぐ観点から、1級と2級の第二次検定においては幅広い視点から経験を確認する設問として見直しを行う。

つまり、別の人が作成した経験記述文の丸写し解答を避けるためと考えられます。

2. 経験記述出題は、どの程度の見直しになるのか

経験記述出題の見直しは、試験機関の負担を軽減するため、そんなに大きな変更にはならないと考えられます。
 ・大幅な変更により、合格率を落としたくない、来年度の受験者数を落としたくない
 ・大幅な変更により、採点者に過度の負担をかけたくない
  (採点者にはボランティア的な方もいらっしゃるのではないか)
 ・大幅な変更により、点数付けの基準が定まらず、受検の公平性を損ないたくない
  (採点者は専門的な方ばかりではないのではないか)

3. 経験記述の出題はどう変わる? 工事概要が指定されるのではないか

長年続いた経験記述の出題変更を、ちゃんと予想でき人などいません。知るのは出題者のみです。
しかし、予想は難しいで終わってしまっては、試験対策は前へ進まないので、敢えて予想させていただきます。
ちゃんと予想できる人などいないので、ハズレた場合は「ごめんなさい」で終わらせてください。
その点は、ご了承ください。

工事概要が指定されるのではないかと予想します。

従来の経験記述の出題は、次の通りです。
 あなたが経験した土木工事の現場において、〇〇管理に関し、記述しなさい。
  (1) 具体的な現場状況、留意した技術的課題
  (2) 技術的課題を解決する、検討項目、検討理由、検討内容
  (3) 検討の結果、現場で実施した対応処置とその評価

(1)の具体的な現場状況(工事概要)が指定されて、次のような出題になると予想します。
 土木工事のこのような現場状況で施工管理を行う場合、〇〇管理に関し、記述しなさい。
  (1) 与えられた工事概要において、考えられる留意すべき技術的課題
  (2) 技術的課題を解決する、検討項目、検討理由、検討内容
  (3) 検討の結果、現場で実施すべき対応処置とその評価

工事概要が与えられて、その後は従来通り、技術的課題、検討項目、対応処置を記述する内容になるのではないかと予想します。

4. 指定される工事概要は、どのように示されるのか

工事概要の指定は、次のように示されると予想します。

品質管理 工程管理 安全管理
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現場状況:
道路直下に開削工法でプレキャストボックスカルバートを布設する工事であったが、掘削地盤がシルトを含む高含水比の粘性土質で、地下水位も高かい状況であった。

・プレキャストボックスカルバート
  幅 1.5m、高さ 1.2m、
       長さ 2.0m、重量 5.0t
・施工延長 20m
・連結方法 PC鋼材の縦方向連結
・基礎工  均しコンクリート、
      砕石基礎
.

現場状況:
粘性土質に暗渠排水管を敷設する工事であったが、暗渠排水管が横断する敷地内通路では、通行する大型車両が多く、工事完了までの時間を、短期間で終える必要があった。

・暗渠排水管
  遠心力鉄筋コンクリート管
 (内径 700mm、長さ 2,430mm、
          重量 899kg)
・土被り 1.5m
・基礎深 2.5m
・基礎工 コンクリート基礎、
     砕石基礎

現場状況:
土留め支保工に用いるH型鋼を移動式クレーンで現場搬入を行う作業であったが、現場前の道路は幅員が狭く、近くに商店街と学校があり歩行者が多い状況であった。

・H型鋼による土留め支保工
・H型鋼 250mm×250mm
     (単位質量 71.8 kg/m)
・移動式クレーン
      20t ラフタークレーン
.
.
.

工事概要の示され方は、画像だけで、文章だけで、画像と文章で出されるなどが考えられます。
工事概要の指定は、1つだけ出される、3つほど出されてその中の1つを選ぶなどが考えられます。

5. 工事概要が指定される出題になれば、有利になる点もある

工事概要が指定される出題に変更になれば、有利になる点もあります。
受験申込書に記入した工事を、経験記述問題で解答しなくてよい、という点で有利になります。

インパクトがあるからという理由で受験申込書に記入した工事について、実際に経験記述の解答原案を作成する際、あんな工事を選ぶんじゃなかった、と後悔される方がたくさんいます。
それは、受験申込書に記入した工事が特殊な工事になればなるほど、経験記述の解答原案のネタが見つからないためです。

工事概要が指定されれば、受験申込書に記入した工事にこだわらず、ネタさがしに苦労しない、簡単で一般的な工種や出題項目について書けばよいからです。
品質管理なら、簡単で一般的でネタの多い、土工やコンクリート工ということになります。
経験記述で解答する工事は、背伸びをして、特殊な工事にしなくてよいということです。

6. どのような工事概要が出題されるのか、そしてその対策は

どのような工事概要が出題されるのでしょうか。
それは、過去の二次試験(実地試験)で、出題頻度の高い、工種や出題項目と考えるべきです。

出題頻度の高い出題項目は、支援ツールの「これだけ項目集 第二次検定の出題傾向分析&重点項目集」を見れば、どのような問題が、どれくらいの頻度で出題されているのか、一目瞭然です。
「これだけ項目集」の出題分析表からわかる、出題頻度の高い工種と出題項目は、次の通りです。

品質管理 : 土工、コンクリート工、基礎工

工程管理 : 関連工事の遅延、関連工事の輻輳、設計変更
      (土工事、コンクリート工事、基礎工事)

安全管理 : 掘削崩壊、墜落落下、車両機械事故
      (土工事、コンクリート工事、基礎工事)

7. 工事概要が指定される出題に対し、どのような準備をすべきか

工事概要が指定される出題に対し、完璧に準備をすることは困難です。
自分ができる範囲で絞り込み、少なくてもいいから確実な準備にしてください。

工種や出題項目を絞り込む方法は、次の点に考慮してください。
・出題頻度の高いものを選ぶ(「これだけ項目集」の出題分析表を見る)
・簡単で一般的なものを選ぶ(採点者が採点しやすいもの)
・ネタが多いものを選ぶ(「経験記述の支援ツール」の部品集を見る)

8. 経験記述の出題変更は、当サイトの支援ツールを使えば対応できる

経験記述の出題変更は、当サイトの、土木施工管理技士試験の支援ツールを使えば対応できます。
・「これだけ項目集」の出題分析表を使えば、準備する工種や出題項目の絞り込みができます
・「経験記述の支援ツール」の部品集を使えば、準備する解答文が作成できます

「経験記述の支援ツール」の部品集には、工種別と汎用版があります。
工種別は、技術課題、検討内容、対応処置について、工事ごとにより深く、記述したものです。
汎用版は、工種や出題項目ごとに、技術課題、検討内容、対応処置を、簡潔に網羅したものです。

「経験記述の支援ツール」の部品集を使って、解答文を作成する方法は、次の通りです。

品質管理について、土工、コンクリート工、基礎工の解答文を準備する場合は、品質管理の部品集の、工種別と汎用版を参考にしてください。

工程管理で、関連工事の遅延、関連工事の輻輳、設計変更、(土工事、コンクリート工事、基礎工事)の解答文を準備する場合は、工程管理の部品集の、工種別と汎用版を参考にしてください。

安全管理について、掘削崩壊、墜落落下、車両機械事故、(土工事、コンクリート工事、基礎工事)の解答文を準備する場合は、安全管理の部品集の、工種別と汎用版を参考にしてください。

9. 建設機械の選定、作業計画の作成、工事請負金額の記述も考えられる

従来通りの、技術的課題、検討項目、対応処置の解答の他に、施工管理の実経験があるかを見極めるため、次のような記述を求められることも考えられます。
できる範囲での準備をおすすめします。

・与えられた工事概要において、使用する建設機械の選定
 対策は、建設機械施工管理試験の支援ツールの組合せ施工法に記載している、建設機械の特徴と諸元、建設機械の使用目的と作業内容、その建設機械が選定された理由などを確認しましょう。

・与えられた工事概要において、工事前に作成すべき作業計画の内容
 対策は、「これだけ項目集」の施工計画の項に記載している、工種別の施工上の留意点、施工計画書に記載すべき内容などを確認しておきましょう。

・与えられた工事概要において、妥当と思われる工事請負金額とその根拠
 対策は、会社で実施した工事実績の工事規模別の請負金額などを確認しておきましょう。

10. 予想がハズレた場合、無理やりでも準備したものに持ち込んで書こう

絞り込んだ予想がハズレた場合は、無理やりでも、準備した工種や出題項目に持ち込んで、とにかく書きましょう。
経験記述の出題が変更になったばかりで、採点基準が明確になっていない可能性があります。
解答が書いてあれば、合格点になるケースだってあります。とにかく書きましょう。

採点者はストレスが溜まり、イライラしています。
ゆっくり丁寧に書いて、採点しやすくしてあげることが、合格点の獲得につながります。

皆様方の、ご健闘とご成功を、心より、お祈り申し上げております。


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  • 近年の、2級土木施工管理技士試験、経験記述問題の出題は、
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  • 「経験記述の出題傾向」を見れば、本年度の出題は容易に予想できます。

  令和05年度の出題は、「工程管理、安全管理」でした。
  令和04年度の出題は、「品質管理、工程管理」でした。
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  • 令和06年度(2024)の出題は、
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 解答例文は、それぞれの施工管理項目について、次の内容で作成しています。
 (1) 留意した技術的課題
 (2) 検討した理由と内容
 (3) 実施した対応処置

土木施工管理技士試験 2級 経験記述の解答例サンプル

  • このページに掲載している、サンプル解答文は、ほんの一部です。
    また、最新のものではありません。
  • すべての解答例は申込み後、ダウンロードしてご確認ください。

品質管理のサンプル解答文/水路工、締固め

(1) 留意した技術的課題
 ○○市発注の排水路建設工事において、内排水路となる2.0m×2.0mのボックスカルバートを既設道路部に隣接して施工した。
 当該工事の埋戻しにおける転圧不足は、地盤沈下を発生させ、道路の機能上重大な影響を及ぼす恐れがあった。また、躯体と土留め鋼矢板の離隔が70cmと狭く、締固め不足時の再施工は、極めて困難であった。
 このように、埋戻材の締固めの品質確保が、品質管理上の重要な課題であった。

(2) 検討した理由と内容
 埋戻材の締固め品質を確保するため、次のような検討を行った。
①埋戻し部分はボックスカルバートと盛土とに囲まれ、排水不良になりやすい。また、埋戻しが最後になり、高まきになりがちで、場所が狭いため、締固めも不十分になりやすい。このため、埋戻し機械の選定と1層の敷ならし厚さについて検討を行った。
②構造物と盛土との接続部分には不同沈下による段差が生じやすい。そのため、埋戻材料の選定、締固め不足にならないうな作業ヤードの確保、大型締固め機械の選定などについて検討を行った。
③締固め度の確認は、短時間で判定できる計器を用いた測定方法について検討を行った。
 以上の検討の結果、次の処置を講じた。

(3) 実施した対応処置
 締固めの品質確保のため、次の処置を現場で講じた結果、締固め度95%と良質の出来形が確保でき、工事は無事完了した。
①試験施工を実施して、ランマー(80kg)を使用し締固め度90%以上を確保するための、1層の敷ならし厚さを10cmに設定した。
②締固め度の確認については、従来汎用的な砂置換法やカッター法では試験結果の判定に時間がかかるため、短時間で判定できるRI計器を用いて測定し、締固め不足箇所をその都度再施工した。

工程管理のサンプル解答文/道路改良、土日作業

(1) 留意した技術的課題
 本工事は、C県D町にある県道999号線の山間部における道路改良工事で、工事延長 L=約440mにわたり施工するものであった。
 工期初旬の梅雨期や中旬には台風の上陸の懸念があり、断続的な天候不良による作業効率の悪化から工期遅延の恐れがあった。さらに、地域住民との協定により土曜、日曜日の作業はできない制約があった。
 このため、作業効率の向上による工期内の工事完成が、工程管理上の技術的な課題となった。

(2) 検討した理由と内容
 作業効率向上のため、以下の3点について内容を検討した。
①土工事において、雨や台風による天候不順における作業効率低下防止のためには、排水処理を確実に行うことが重要である。
そこで、作業区域全域における造成形状と、排水処理について検討した。
②1日の作業量増大することが作業効率向上に繋がるため、作業員の増員・建設機械の増台による作業班編成が不可欠と考えた。そこで、作業日報から工種毎の1日当たりの作業量における歩掛りを導き出し、作業班編成を検討した。
③確実に工期内に工事を完成させるには、日常的な工事の進捗管理と計画工程を確認する必要がある。そこで、工程会議の開催、日常の工程確認の方法について検討した。

(3) 実施した対応処置
①排水処理については、施工区域全域を片勾配で施工し、勾配下側に素掘り側溝を設けた。下流には釜場を設け2インチ水中ポンプで排水した。
②作業班編成については、歩掛り検討を行い、作業員の増員(4名)と建設機械の増台(2台)を行い、2班体制で施工した。
③工程確認については、毎週木曜日に週間工程会議、毎月末は月間工程会議を開催し、各班の作業工程の決定、進捗状況の確認、労務、資機材等のフォローアップを実施した。
 以上の処置を講じたことで、無事、契約工期内に工事を完了することができた。

安全管理のサンプル解答文/橋梁、クレーン災害

(1) 留意した技術的課題
 本工事は、橋梁下部工事に使用する作業構台(B=約14m、L=約100m)を構築するものであった。作業構台のH型鋼支柱(L=約45m、3本継ぎ、約100本)は、120t吊クローラクレーンからバイブロハンマー工法で打設する工法であった。
 幅員の狭い作業構台上で、柱、主桁、受桁、覆工板などの大量の鋼材を扱うため、飛来落下、吊荷との接触、はさまれ等、クレーン災害の防止対策、および、資機材置場・作業スペース・安全通路の確保が、安全管理上の重要な課題であった。

(2) 検討した理由と内容
 上記の課題については、「構台上の資機材配置計画」を詳細検討し、作業効率と安全性を両立させることがキーポイントとなることを明らかにした。
 この点を踏まえて下記の対策を検討した。
① クローラクレーンは作業構台の組立(支柱打設、下部工・上部工鋼材取付)に専従させ、搬入資材の荷卸しは別途、ラフタークレーン25t吊で行う。これによりクローラクレーンの移動スペースをなくす工法を検討した。
② 構台外側にブラケットを取付けて作業用通路を設けることにより、構台上の利用可能スペースを広げる方法を検討した。
③ 支柱打設の導材と上部工の作業足場を一体化させることにより、足場組立・解体スペースを省略する方法を検討した。
④ クレーンの追加使用、仮設足場の追加製作に追加コストが必要となるため、工事全体でコスト増を回避する対策を検討した。

(3) 実施した対応処置
 上記の対応処置を行うことで、現場の安全環境を向上させると同時に、施工速度は当初予定よりも1.5倍に早めることができた。
 施工速度が早まったことで現場の資材ストック量も1.5倍必要となり、資材置場を広げると構台上の作業スペースに余裕がなくなるため、資材配置計画を修正し、作業進捗を踏まえた搬入数量・時間帯の詳細調整を毎日実施することで解消した。
 以上の対応処置を行い、クレーン災害の事故もなく、安全に工事を完了できた。

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部品集を活用した、解答文の作成方法

部品集を活用した、解答文の作成方法を紹介します。
解答文は、「安全管理」の、テーマ「橋梁工の高所作業・夜間作業」対策とします。

まず、(1)(2)(3)の項目について、下記のような「橋梁工」「高所作業・夜間作業」対策の文章を、部品集から集めてきます。

(1) 留意した技術的課題
〇T県発注の道路建設工事において、鋼橋脚99基を架設した
〇橋脚の高さが約99~99mであった
〇高所での作業量が多かった
〇施工場所が交通量の多い道路上であった
〇夜間に工事を行う必要があった
〇以上の理由から、ABC事故の防止とDEF災害の防止が、本工事における安全管理上の重要な課題となった

(2) 検討した理由と内容
〇ABC工事中の事故防止対策として、以下の点について検討した
〇ABCなどの架設機械を、安全に設置するため施工計画書を作成した
〇架設設備については、載荷前に確認する点検項目を検討した
〇ABCの施工について、地上でセットしたものをクレーンでつり上げて施工する安全手順について検討を行った
〇ABCの架設において、上下同時作業を回避する工程調整を検討した
〇接触を防止するため、ABC作業の方法、落下物の監視や通行車両の誘導など、安全対策の検討を行った
〇以上の検討により、ABC災害防止のため、次の処置を講じた。

(3) 実施した対応処置
〇作業開始前に作業場の架設設備を点検した
〇全員による当日の作業内容を確認した
〇危険予知訓練を実施した
〇安全帯の使用を徹底した
〇足場を地上でセットして、高所での作業量を減らした
〇足場の両側に、安全ネットを設置した
〇作業場の照明は十分な照度を確保し、死角のないように管理した
〇安全棚を設置して、接触を防止した
〇ガードマンを配置し、落下物の監視と通行車両を誘導した
〇以上の対応処置により、ABCによる事故やDEF災害もなく、工事は無事完了した

部品集から集めてきた(1)(2)(3)の項目の文章を、下記の「太字」ように編集して書き換えると、独自の解答文を簡単に作成することができます。

(1) 留意した技術的課題
 T県道路公社発注のSバイパスとR高速道路を結ぶ自動車専用道路建設工事において、鋼橋脚6基を架設した。
 橋脚の高さが約8~10mであったため、高所での作業量が多く、また、施工場所が常時交通量の多い道路上であり、夜間に架設工事を行う必要があった。
 以上の理由から、墜落事故防止と夜間の第三者災害防止が、本工事における安全管理上の重要な課題となった。

(2) 検討した理由と内容
 橋脚の架設工事中の事故防止対策として、以下の点について検討した。
①移動式クレーン・ベント、送り出し装置などの架設機械を、安全に設置するため施工計画書を作成した。架設設備については、載荷前に確認する点検項目を検討した。
②横梁添接部の施工について、地上でセットしたものをクレーンでつり上げて施工する安全手順について検討を行った。
③トラスやアーチ桁の架設において、上下同時作業を回避する工程調整を検討した。
接触を防止するため、交通側と作業区域を分離する方法、落下物の監視や通行車両の誘導など、安全対策の検討を行った。
 以上の検討により、橋脚架設の災害防止のため、次の処置を講じた。

(3) 実施した対応処置
作業開始前に作業場の架設設備の点検、全員による当日の作業内容の確認と危険予知訓練を実施し、安全帯の使用を徹底指示した。
②横梁添接部の足場を地上でセットして、高所での作業量を減らした。
足場の両側に、安全ネットを設置した。
作業場の照明は十分な照度を確保し、死角のないように管理した。
⑤交通側との境界に安全棚を設置して、作業区域と完全に分離し、接触を防止した。
ガードマンを適切に配置し、落下物の監視と通行車両を誘導した。
 以上の対応処置により、墜落による事故や第三者災害もなく、工事は無事完了した。

土木施工管理技士試験  2級 経験記述の出題傾向

  • 過去問題の出題傾向から出題予想分析し高い確率で予想的中させています。
  • ◎は、予想が的中したものです。
出題項目 予想 R05 R04 R03 R02 R01 H30 H29 H28 H27 H26 H25 H24-
H16
 品質管理  5
 工程管理  4
 安全管理  4
 環境問題  4
  • ページに掲載している出題傾向と出題予想のサンプルは、ほんの一部です。
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  • 最新のすべての内容は、「経験記述の解答例」をお申込み後、
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2級 土木施工管理技士試験 第二次検定(実地試験)

2級土木施工管理 第二次検定 実地試験 これだけ項目集

 試験勉強では過去問題を分析し、重要な部分を問題集などで実際に問題を解く勉強法が重要です。
 「これだけ項目集」では、出題傾向を分析して、出題一覧表を作成しています。
 どのような問題が、どれくらいの頻度で出題されているのか、一目瞭然です。
 毎年出題される問題は、隔年・数年間隔で出題される問題は、頻度の多い出題は、近年人気の問題は、などを考慮し、特化すべき重点問題を掲載しています。

 出題傾向の分析と「これだけ項目集」を使用すれば、
 絞り込んだ重点項目を覚えるだけで、試験日までに合格点が獲れる準備ができます。

  過去問を分析し、出題頻度の高い問題抽出、本年度の出題を予想

    過去問を徹底分析して、出題頻度の高い問題を抽出しています。
    本年度の出題予想を考慮して、経験記述の解答例と、
        第二次検定の重点項目集を、毎年更新しています。

これだけ項目集とは

  • 出題分析から重点項目を絞り込み、これだけ項目集を作成しています。
  • これだけ項目集では、出題年度・出題回数は、色を変えて記入しています。
  • 項目の重要度、覚える優先順位などが、ハッキリわかります。
  • Wordデータです。編集して、オリジナルの項目集、問題集が作成できます。
  • 数枚づつ印刷して、通勤中や業務の合間にも、効率的な勉強ができます。

2級土木施工管理 第二次検定 実地試験 項目集サンプル

  施工管理試験の合格者が作成した、多数の解答例と重要項目集

    第二次検定の重点項目集は、ワードA4版で 120ページ以上。

 これだけ項目集では、2級 実地試験で出題されるすべての、
 次の出題分類について、重要項目集と出題傾向を作成しております。

2級実地試験の出題分類は、
問題2・5 コンクリート工、問題3・8 安全管理、問題4・6 土工、
問題7 品質管理、問題9 施工計画、問題9 環境対策。

オリジナルの重点項目集を作成しましょう。!!
・間違い探し問題の間違った文章は、正しい文章に直しています。
 直した正しい文章は、太字にしています。
・出題年度は、色を変えて記入しています。
 たくさんの色が付いている問題が、よく出る問題です。
・項目の重要度、覚える優先順位などが、ハッキリわかります。
・下記の出題傾向の分析表を参考にして、問題を絞り込めば、
 オリジナルの重要項目集、問題集が作成でき、自由な勉強法で合格率アップ。
・数枚ずつ用紙に印刷すれば、通勤や業務の合間に、効率的で様々な勉強法に利用ができます。

  • このページに掲載している、サンプル解答文は、ほんの一部です。
    また、最新のものではありません。
  • すべての解答例は申込み後、ダウンロードしてご確認ください。

2級 実地試験 問題2・5 コンクリート工 のサンプル

2土木 実地  H29-4-1  H28-3-1  H26-3-1  H24-3-1  H19-3-1
打継目の位置と処理

 打継目は、できるだけ、せん断力の小さい位置に設け、打継面を部材の圧縮力の作用方向と、直交させるのを原則とする。
 やむを得ず、せん断力の大きい位置に打継目を設ける場合には、打継目に、ほぞ、溝を造るか、適切な鋼材を配置して、これを補強しなければならない。
 打継目は、構造上の弱点になりやすく、漏水やひび割れの原因にもなりやすいため、その配置や処理に注意しなければならない。

2土木 実地  H30-5  H29-3-1  H25-3-1  H24-3-1  H22-3-1
コールドジョイント

 コンクリートを層状に打込む場合、先に打込んだコンクリートと、後から打込んだコンクリートとの間が、一体化していない不連続面を、コールドジョイントという
 下層のコンクリートが、固まり始めている場合に打ち込むと、上層と下層が完全に一体化していない、不連続面のコールドジョイントが発生する

2土木 実地  H30-5  H29-5  H26-3-2-4  H19-3-2-1
ブリーディング

 フレッシュコンクリートの打設後、固体材料の沈降・分離により練混ぜ水が遊離して、水が表面に浮かび上がる現象をいう。
 気温が低いと水和硬化反応が遅くなり、ブリーディングが発生しやすくなるため、打込み時の温度管理、打設後の養生を適切に行う。
 ブリーディングの防止対策としては、水分を吸収するスラボー等の型枠材を使用し、内部の余分な水分を取り去る。
 適宜の人員を配置し、ブリーディングで分離したコンクリートの打継面の水、レイタンスを取り除く。
 コンクリート配合の単位水量を少なくして、水セメント比を小さくする
 細骨材からの分離速度を遅くするため、表面積の大きい細骨材を使用する。

2級 実地試験 問題4・6 土工 のサンプル

2土木 実地  H30-2  H29-2  H28-2  H25-2  H23-2
切土法面の排水処理

 一時的な切土法面の排水は、ビニールシートや土のうなどの組合せにより、仮排水路を法肩の上や小段に設け、雨水を集水して縦排水路で法尻へ導いて排水し、できるだけ切土部への水の浸透を防止する。
 切土法面では、土質・岩質・法面の規模に応じて、高さ5~10mごとに、1~2m幅の小段を設けるのがよい。
 切土部は常に表面排水を考えて適切な勾配をとり、かつ切土面を滑らかに整形するとともに、雨水などが湛水しないように配慮する。
 法面保護は、法面全体をビニールシートなどで被覆したり、モルタル吹付けにより法面を保護することもある。

2土木 実地  R01-2 H28-2-1 H27-8-1 H26-2-1-1 H4-2-1-1 H20-2-1-1
盛土材料

 盛土材料の性質は、施工の難易や完成後の盛土の性質を左右するものである。
 盛土の材料は、敷均しや締固めが容易で、締固め後のせん断強度が高く、圧縮性が小さく、雨水などの浸食に強いとともに、吸水による膨張性が低いことが望ましい。
 盛土材料としては、破砕された岩から高含水比の粘性土にいたるまで多種にわたり、同じ土質であっても含水比の状態で締固めに対する方法が異なることが多い。

 盛土材料は、可能な限り現地発生土を有効利用することを原則としている。
 盛土材料の含水量調節にはばっ気と散水があり、これらは敷均しの際に行う。

2級土木施工管理 第二次検定 実地試験 出題傾向の分析

  出題分析表と重点項目集、試験対策の優先順位がハッキリわかる

    第二次検定の出題分析表と重要項目集から、
      項目の重要度、覚える優先順位が、ハッキリわかります。
    出題分析表を見れば、どのような問題が、
      どれくらいの頻度で出題されているのか、一目瞭然です。
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難易度が高くても高得点を取る必要なし。時間をかけずに、確実に合格点、合格率アップを目指しましょう。!!
・毎年出題されている、過去問で頻出される問題はないか。
・頻繁に出題されている問題の周期は、1年置きか、2年置きか、3年置きか。
・久々に出題された問題があるが、同じような怪しい問題はないか。
・しはらく出題されていないが、気になる問題はないか。
このように、特化すべき重点問題を絞り込むことで合格率アップに繋がります。
試験日までの時間や難易度を考察し、計画性を持って合格を目指しましょう。

  • 過去問題の出題傾向から出題予想分析し高い確率で予想的中させています。
  • ◎は、予想が的中したものです。

問題2・5 コンクリート工 予想 R05 R04 R03 R02 R01 H30 H29 H28 H27 H26-
H18
◇ コンクリートの打継目
 打継目の位置と処理 2
 水平打継目のレイタンス 1
 鉛直打継目の止水板 2
◇ コンクリートの打込み・締固め
 許容打重ね時間間隔 2
 棒状バイブ内部振動機 2
 締固め時間 2
 コンクリートの打込み高さ 1
◇ コンクリート用語
 スランプ
 AE剤 2
 ワーカビリティー 2
 ブリーディング 2
 コールドジョイント 2
問題4・6 土工 予想 R05 R04 R03 R02 R01 H30 H29 H28 H27 H26-
H18
◇ 軟弱地盤対策工法
 サンドドレーン工法 1
 深層混合処理工法 1
 サンドマット工法 2
 表層混合処理工法 1
 押え盛土工法 1
  • 出題傾向と出題予想のサンプルは、ほんの一部です。
  • これだけ項目集では、2級 実地試験で出題される
    全ての出題分類について、出題傾向と出題予想を作成しています。
  • 全ての出題予想は申込み後、ダウンロードしてご確認ください。

  出題分析表と重点項目集、試験対策の優先順位がハッキリわかる

    第二次検定の出題分析表と重要項目集から、
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  コスパ 最強、通勤中や業務の合間に、効率的な勉強ができる

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実地試験のこれだけ項目集  2,500 円(税込)

2級土木施工管理技士 第二次検定 実地試験 出題分析&重点項目集

出題傾向分析と解答例文、重点項目集は、ダウンロードすれば、即使用できます。

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土木施工管理技士試験  実地試験、経験記述問題で問われるものは

 実地試験、施工経験記述問題では以下の点が問われます。

  • 十分な実務経験があるか

  • 現場に常駐する主任技術者として適格であるか

  • 契約条件に基づき、施工計画が立案できるか
  • その試験対策として、本教材では効率的な学習方法を提案しています。

 「出題予想と解答例文」を使って「今年で合格してしまいましょう」

1級・2級 経験記述問題、第二次検定(実地試験)

1級・2級 経験記述の支援ツール  3,500 円(税込)

経験記述問題の出題予想と解答例文

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第二次検定(実地試験)出題傾向分析&重点項目集

1級・2級 経験記述問題、第二次検定(実地試験)に対応。

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2級土木施工管理技士試験の勉強法と試験内容

土木工事業では、指定建設業の専任技術者が現場に常駐し、工事施工する主任者を設置する必要があります。工事施工の主任者は国の資格を持っている人が専任され、2級土木施工管理技士試験に合格すると、2級土木施工管理技士として専任の主任技術者となって現場に常駐できます。

2級土木施工管理技士試験の受験資格は、学校を卒業して、一定期間実務を経験した後に得られます。資格試験は、第一次検定(学科試験)と第二次検定(実地試験)に分けて行われ、第一次検定合格者が第二次検定を受験することができます。試験の難易度は、第一次検定の合格率が60%と高い水準ですが、第二次検定の合格率はここ数年の平均は35%程度となっており、難易度が高くなっています。

第一次検定は、試験問題61問の四肢一択問題ですが、問題を選択できる方式で、合計40問の解答が求められます。第一次検定は4つ部分に分けられ、最初の11問は、土木に関しての工法や試験法などを問う問題で、9問を選択します。次の20問は、土木やコンクリート・河川などの施工管理法の知識や能力を問う問題で、6問の選択です。次の11問は法規の問題で6問選択できます。最後の19問は、全問必須問題で、土木施工管理・工程表・信頼性・建設機械法規など幅広い問題です。

一次試験の勉強法は、過去の問題が繰り返し出されることから、10年分の過去の問題集や参考書をもとに繰り返し勉強することが一番です。ただし繰り返しといっても、図面が変えられたり、選択文章が替えられたりするため、過去問での勉強方法としては、解答例の理由とともに、関連事項を参考書等で広く勉強することがポイントです。そうすれば、過去問が少々変化して出題されても、対応が可能です。また、二次試験は記述式のため、正しい言葉や専門用語をノートに記述して覚えておけば、試験対策も兼ねた勉強になります。

第二次検定は、9問題が出て必須問題が5問、残り4問のうち2問が選択式です。問題1は、経験した工事で品質管理か安全管理での留意点と課題に対する検討項目とその理由、対応処置とその評価を記述する経験論文問題です。経験論文の対策は、毎日現場で行う安全・品質の留意点や問題点などの課題を毎日見つけて改善や対策を考え、実際に行動したことを記録し、経験論文の題材とする訓練を行うことです。

第二次検定の問題2から5までの必須問題は、盛土やコンクリートの施工法・留意事項・工法などを問う問題が毎年出されます。問題6~9の選択問題は、工程管理・安全管理・品質管理・環境留意事項・法規などの問題です。例えば安全管理では、土木施工に関する安全留意事項も出されますが、クレーンの操作上の安全管理について出題されるとか、工程管理問題では工程管理図について出題されるなど、出題範囲は基礎的な部分も含め広く出されます。ただし、過去問の繰り返しがあるため、過去の問題集や参考書をもとに勉強することが効果的です。


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