【2025年版】出題予想と解答例 2級建築施工管理技士 第二次検定(実地試験)

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【 令和6年度以降の 2級建築施工管理試験問題の見直しについて 】

  1. 【問題1】経験記述の出題見直しについて 2級建築施工管理試験
    1. 令和6年度(2024)【問題1】経験記述の出題は、ここが変わった 2級建築施工管理試験
      1. 〔設問1〕工種指定の出題
      2. 〔設問1〕工種指定、ここが変わった
      3. 〔設問2〕工事全般の出題
      4. 〔設問2〕工事全般、ここが変わった
    2. 令和7年度(2025)【問題1】経験記述の出題予想 2級建築施工管理試験
      1. 〔設問1〕工種指定の出題予想
      2. 〔設問2〕工事全般の出題予想
    3. この2級「経験記述の支援ツール」が掲載している、強力な令和7年度(2025)対策は、コレ!
      1. 〔設問1〕工種指定の解答例 69件を掲載
      2. 〔設問1〕の解答例は 30件の工種を網羅して作成
      3. 〔設問1〕工種指定の解答例を少しだけ紹介します
      4. 〔設問2〕工事全般の解答例 52件を掲載
      5. 〔設問2〕工事全般の解答例を少しだけ紹介します
      6. 万能な「部品集」を使えば、経験記述の出題変更に対応できます
  2. 【問題2】~【問題5】の出題の見直しについて 2級建築施工管理試験
    1. 令和6年度(2024)【問題2】~【問題5】二次検定の総評 2級建築施工管理試験
    2. 二次検定の【問題2】~【問題5】 令和7年度(2025)対策は、コレ!
      1. 出題傾向分析表の掲載 平成17年~令和6年(20年分)
      2. 優先順位がハッキリわかる「重点項目集」の掲載
      3. スマホで使える。いつでも何処でも効率的に勉強できる。
  3. 建築施工管理技士試験 2級 経験記述の支援ツール
    1. 建築施工管理技士試験  2級 経験記述の解答例サンプル
      1. 品質管理/経験記述の解答例のサンプル
      2. 施工計画時の検討/経験記述の解答例のサンプル
      3. 工程管理/経験記述の解答例のサンプル
    2. 建築施工管理技士試験  2級 経験記述の部品集
    3. 建築施工管理技士試験  2級 経験記述の出題傾向
  4. 建築施工管理技士試験 2級 第二次検定(実地試験)
    1. 2級建築施工管理 第二次検定 実地試験 これだけ項目集
    2. 2級建築施工管理 第二次検定 実地試験 項目集サンプル
      1. 2級実地試験 問題2 用語問題の解答例
      2. 2級実地試験 問題5 躯体工事、仕上げ工事の解答例
    3. 2級建築施工管理 第二次検定 実地試験 出題傾向の分析
      1. 2級実地試験 問題2 用語問題
  5. 建築施工管理技士試験  実地試験、経験記述問題で問われるものは

【問題1】経験記述の出題見直しについて 2級建築施工管理試験

令和6年度(2024)【問題1】経験記述の出題は、ここが変わった 2級建築施工管理試験

令和6年度(2024)の 2級【問題1】経験記述では、次のような問題が出題されました。
これまで以上に、実務能力が重視された検定内容に変更されました。
また、自らの経験を具体的に、わかりやすく文章化する力も問われる内容でした。

〔設問1〕工種指定の出題

選んだ工事概要の工事を行う上で必要と考えられる作業内容で、[施工計画時の検討事項〕aからcの各視点について、それぞれ①から③を具体的に記述しなさい。
 〔施工計画時の検討事項〕
   a 施工又は作業の方法
   b 資材の取扱い方法(搬出入、揚げ降ろし、保管、仮置き等)
   c 施工中又は施工後の養生の方法(ただし、労働者の安全に関する養生は除く)
 ① 工種名又は作業名等
 ② 検討すべき作業内容とその作業における懸念事項
 ③ ②の懸念事項に対する対策

〔設問1〕工種指定、ここが変わった

・工事概要があらかじめ示され、その中の工種を選択して記述を行う流れになりました。
・工事概要は、内容が具体的で、かつ広い範囲にわたって詳細に記載されています。
・まるで実際の現場仕様書のような情報量でした。
・提示文から工事全体のイメージを掴み、どのような観点で記述を進めるべきかの判断力が問われています。
「施工計画時の検討」分野の「施工・作業の方法」「資材の取扱い方法」「養生の方法」に関する問題が出題されました。
・施工計画時に考慮すべきポイントを3つの観点から記述する形式となっています。
・過去にも同様の出題パターンがあったため、ある程度対応しやすかったといえます。

〔設問2〕工事全般の出題

施工計画時における「品質低下」及び「公衆災害」の防止について、それぞれ①及び②を具体的に記述しなさい。
なお、ここで言う公衆災害とは、当該工事の関係者以外の第三者(公衆)の生命、身体及び財産に関する危害並びに迷惑をいう。
 ① 品質低下及び公衆災害を防止するため、施工計画時に検討することとその理由
 ② 品質低下及び公衆災害を防止するための対策と実施に当たって留意すべき事項

〔設問2〕工事全般、ここが変わった

「施工計画時の検討」分野の「品質低下の防止」と「公衆災害の防止」について記述する問題が出題されました。
・「公衆災害の防止」については、久しぶりの出題でした。
・公衆災害対策は、日常的な現場管理において常に考慮すべき重要事項であるため、記述しやすかったかもしれません。
・日頃から施工管理業務に真摯に向き合い、現場での課題やリスクに対して高い意識を持って取り組んできたかが問われる問題でした。

令和7年度(2025)【問題1】経験記述の出題予想 2級建築施工管理試験

令和7年度(2025)の【問題1】経験記述〔設問1〕〔設問2〕では、次のような問題の出題が予想されます。

〔設問1〕工種指定の出題予想

品質管理
 施工の品質管理
 欠陥・不具合の防止

工程管理
 施工計画立案時、手配配置時の工事の遅延防止
  a 材料(本工事材料、仮設材料)
  b 工事用機械・器具・設備
  c 作業員

〔設問2〕工事全般の出題予想

品質管理
 現場の組織的な品質管理活動
 現場の組織的な品質管理活動(強力会社との連携)
 施工の品質確保

工程管理
 作業工程の周知共有
 工程の短縮

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〔設問1〕工種指定の解答例 69件を掲載

〔設問1〕工種指定の解答例は全69件、次の内容で作成しています。

品質管理 12件
 施工の品質管理
  ② 設定した品質管理項目、品質管理項目を定めた理由
  ③ 品質管理項目の実施の内容、実施する際の留意点
  ④ 品質の確認方法・検査方法
 欠陥・不具合の防止
  ② 品質低下につながる欠陥・不具合、品質低下となる理由
  ③ 欠陥・不具合を防止する対策、実施する際の留意点

施工の合理化 16件
 現場作業の軽減による施工の合理化
  ② 現場作業の軽減対策、作業軽減が必要になった理由
  ③ 作業軽減時に確保すべき品質、品質確保する際の留意事項
  ④ 施工の合理化以外に得られた効果
 労務工数の軽減による施工の合理化
  ② 労務工数の軽減内容、品質確保する際の留意事項
  ③ 労務工数の軽減が施工の合理化となる理由
  ④ 施工の合理化以外に得られた効果
 工程の短縮による施工の合理化
  ② 工期の短縮内容、品質確保する際の留意事項
  ③ 工期の軽減が施工の合理化となる理由
  ④ 施工の合理化以外に得られた効果
 ICT技術を活用した施工の合理化
  ② ICT技術の活用内容、ICTの活用が施工の合理化となる理由
  ③ ICTを活用する際の留意事項
  ④ 施工の合理化以外に得られた効果

施工計画時の検討 15件
 施工計画時の検討事項
  ② 現場の状況、施工計画時の検討事項
  ③ 施工計画時の検討理由、実施内容
   a 施工・作業の方法
   b 資材の搬入・荷揚げの方法
   c 資材の保管・仮置きの方法
   d 施工中又は施工後の養生方法
   e 試験・検査の方法

工程管理 18件
 施工計画立案時の工事の遅延防止
 手配配置時の工事の遅延防止
  ② 遅延が予想された状況、遅延になる理由
  ③ 遅延防止のために行った対策
   a 材料(本工事材料、仮設材料)
   b 工事用機械・器具・設備
   c 作業員

環境問題 8件
 建設副産物の発生抑制
 建設副産物の再生利用
  ② 実施した対策、対策実施時の留意事項
  ③ 対策の実施により得られる効果

〔設問1〕の解答例は 30件の工種を網羅して作成

〔設問1〕の解答例は、次の 30件の工種に沿った内容になっています。

共通工種 10件
 山留め工事:親杭横矢板工法
 地業工事:現場造成杭(アースドリル工法)
 地業工事:既製コンクリート杭(PHC杭)
 コンクリート工事:普通コンクリート
 型枠工事:コンクリート型枠用合板
 型枠工事:支保工、パイプサポート
 鉄筋工事:工場加工、現場組立て
 鉄筋工事:柱、梁主筋、ガス圧接継手
 鉄骨工事:工場製作、現場建て方、ボルト接合
 構内舗装工事:駐車場 アスファルト舗装

外部仕上げ 10件
 屋根工事:陸屋根 アスファルト露出断熱防水、アルミ製笠木
 屋根工事:風除室 ウレタン系塗膜防水
 外壁工事:外壁 コンクリート打放し、防水形複層塗材
 外壁工事:断熱 内断熱工法、現場発泡断熱材吹付け
 床工事:バルコニー モルタル下地、ウレタン系塗膜防水
 床工事:外部廊下 コンクリート直均し、防水形複層塗材
 床工事:外部階段 モルタル下地、ビニル床シート
 建具工事:風除室 ステンレス製オートロック式自動扉、強化ガラス共
 建具工事:玄関 化粧シート張り鋼製扉
 建具工事:窓 アルミ製サッシ、網入りガラス共、フロートガラス共

内部仕上げ 10件
 床工事:居室 コンクリート直均し、乾式二重床、フローリングボード
 床工事:水廻り コンクリート直均し、乾式二重床、耐水合板、ビニル床シート
 床工事:風除室 モルタル下地、ノンスリップタイル
 壁工事:居室 軽量鉄骨下地、せっこうボード、ビニルクロス
 壁工事:水廻り 軽量鉄骨下地、シージングせっこうボード、ビニルクロス
 壁工事:風除室 モルタル下地、有機系接着剤による小口タイル
 天井工事:居室 軽量鉄骨下地、せっこうボード、ビニルクロス
 天井工事:風除室 軽量鉄骨下地、アルミスパンドレル
 建具他工事:居室 化粧シート張り木製扉、枠共
 建具他工事:水廻り ユニットバス、洗面化粧台、システムキッチン

〔設問1〕工種指定の解答例を少しだけ紹介します

品質管理:施工の品質管理
① 工種名
地業工事:既製コンクリート杭(PHC杭)
② 設定した品質管理項目、品質管理項目を定めた理由
杭芯位置と杭の垂直精度を品質管理項目として定めた。杭芯位置のズレや傾斜が生じると、構造躯体全体の精度低下や荷重伝達に支障をきたすため、施工段階での精密な管理が必要と判断した。
③ 品質管理項目の実施の内容、実施する際の留意点
位置管理は杭打設前に設置した杭芯に対し、トランシットで測定を行った。垂直精度は水準器およびオートレベルを用いて施工中に随時確認し、地中障害物がある場合は早期対応できるよう事前調査を徹底した。
④ 品質の確認方法・検査方法
杭芯位置は杭頭部の座標をトランシットで測定して記録した。杭の垂直精度は打設完了後にレベル測定で確認し、杭頭高さと偏心が許容値内であることを確認した。

施工計画時の検討:e 試験・検査の方法
① 工種名
外部仕上げ 外壁工事:断熱 内断熱工法、現場発泡断熱材吹付け
② 現場の状況、施工計画時の検討事項
本現場では発泡断熱材の厚さと密着性の確保が重要であった。吹付け後に不陸や未充填部がないか確認するため、厚さ測定および赤外線サーモグラフィ検査の導入を計画に盛り込んだ。
③ 施工計画時の検討理由、実施内容
断熱材の吹付厚さは、ピンゲージにて数か所をランダムに測定し、設計厚を満たすことを確認した。また、赤外線カメラにより未吹付けや密着不良の箇所を可視化し、再施工の必要箇所を特定し品質を確保した。

〔設問2〕工事全般の解答例 52件を掲載

〔設問2〕工事全般の解答例は全52件、次の内容で作成しています。

品質管理 12件 
 現場の組織的な品質管理活動
  ① 現場の組織的な品質管理の方法・手段
  ② 組織的な品質管理により得られる効果
 現場の組織的な品質管理活動(強力会社との連携)
  ① 強力会社と連携した品質管理活動の内容
  ② 強力会社への伝達の手段・方法
  ③ 強力会社との品質管理活動により得られる効果
 施工の品質確保
  ① 工事着手時の品質の確認事項、その理由
  ② 施工中または完了時の品質の確認事項、その理由

施工の合理化 12件
 現場の時間外労働の抑制
  ① 時間外労働を増長する要因、時間外労働となる理由
  ② 時間外労働を抑制する現場の組織の取組・工夫
 労働者の確保
  ① 労働者確保が困難となる課題・問題点
  ② 労働者確保に効果がある取組・工夫
 品質確保した上でのコスト縮減
  ① コスト縮減できた施工の合理化の内容
  ② コスト縮減できた理由

施工計画時の検討 12件
 施工計画時の検討(品質低下の防止)
 施工計画時の検討(公衆災害の防止)
 施工計画時の検討(工程遅延の防止)
  ① 施工計画時の検討事項、その理由
  ② 実施した防止対策、留意すべき事項

工程管理 8件
 作業工程の周知共有
  ① 関係者に作業工程を周知共有する方法・手段
  ② 周知共有が不十分な場合の工程への影響
 工程の短縮
  ① 工程短縮する有効な方法・手段
  ② 工程短縮以外に得られる効果

環境問題 8件
 建設廃棄物の適正処理
 環境負荷の低減
  ① 実施した対策
  ② 対策実施時の留意事項

〔設問2〕工事全般の解答例を少しだけ紹介します

品質管理:施工の品質確保
① 工事着手時の品質の確認事項、その理由
防水工事着手前に、施工範囲の下地清掃状況と乾燥状態、勾配の確保を確認した。下地状況が不良の場合、接着不良や水溜まりの原因となるため、施工性能を確保するために必要な確認である。
② 施工中または完了時の品質の確認事項、その理由
防水層の施工時には、膜厚の確認および塗り残しの有無を重点的に管理した。防水層の品質は建物の耐久性に直結するため、目視および膜厚計を用いて品質基準を満たしているか確認した。

工程管理:作業工程の周知共有
① 関係者に作業工程を周知共有する方法・手段
着工前に作業所運営計画を策定し、工程を含めた全体の進め方を図示化して説明した。また、作業前日の終業前に工程確認会を実施し、翌日の作業内容・位置・安全面を含めて再確認を行うよう徹底した。
② 周知共有が不十分な場合の工程への影響
工程の理解不足があると、手待ちや材料不足、段取り違いによる事故リスクが増える。これらは作業効率を著しく低下させ、突発的な変更や人員再配置が必要となり、結果的に大幅な工程遅延を招く要因となる。

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【問題1】の〔設問1〕〔設問2〕ともに、
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【問題2】~【問題5】の出題の見直しについて 2級建築施工管理試験

令和6年度(2024)【問題2】~【問題5】二次検定の総評 2級建築施工管理試験

令和6年度(2024)の二次検定【問題2】~【問題5】では、次のような問題が出題されました。
全体を通じて出題傾向の継続性と一部に見られた新傾向が印象的でした。
それぞれの問題の特徴と学習上のポイントを以下にまとめました。

【問題2】【問題3】は、記述式です。

【問題2】 用語解説と施工時の注意点の記述

・14の用語から5つを選び、それぞれの意味や施工上の留意事項について記述する、例年同様の出題でした。
・「鉄骨工事における建入れ直し」や「木製の額縁」といった新しい語句の出題もありました。
・一次検定の範囲の内容であり、基本的な施工知識を持っていれば対応可能なレベルでした。
・過去に出題された用語が多く、過去問題にしっかりと取り組んでいれば確実に得点できる内容でした。
・全体的には平易で取り組みやすい設問でした。

【問題3】 工程管理に関する記述問題

・例年同様に、鉄骨造の建築物に関するバーチャート形式の工程表が出題されました。
・各作業工程の流れや進捗状況に基づく判断が求められています。
・与えられた資料の読み取り、特に出来高に関する表の分析が鍵となります。
・数字や表を正確に把握する力が問われており、読み違えが命取りになる問題でもありました。
・従来からの出題パターンを押さえつつ、資料読解力を高めることが対策の要といえます。

【問題4】【問題5】は、四肢択一式です。

【問題4】 関係法令の知識を問う択一問題

・建設業法、建築基準法、労働安全衛生法からそれぞれ1問ずつ出題されました。
・建設業法の「第26条の4 主任技術者の職務」に関しては、過去にも複数回出題されている問題で、内容は既知のものでした。
・建築基準法施行令については「第136条の8 火災の防止」が初めて出題され、今後の出題範囲がさらに広がると予想されます。
・労働安全衛生法からの「第14条 作業主任者」は、10年ぶりに出題された内容でした。
・実務に直結する基本的な内容であり、冷静に対応すれば解答可能だったと思われます。
・法規の学習においては、過去問の蓄積と条文の継続的な読み込みが重要です。

【問題5】 躯体・仕上げ施工に関する択一問題

・5-A、5-B、5-Cの各区分ごとに、構造や仕上げに関する知識が問われました。
・具体的な数値を前提とした設問もあり、一定の精度と記憶が要求されました。
・反面、基本的な施工手順や材料の性質に関する問題もありました。
・基礎をしっかりと固めた上で、専門用語や施工要領の細部にまで目を向けることが、重要と感じる内容でした。

【まとめ】

・過去問を中心に構成された部分が多かったものの、一部に新たなトピックも含まれていました。
・法規や施工管理では、日常業務との結びつきが強い問題も多く、実務経験を生かした解答が求められました。
・過去問題への取り組みと条文・資料の精読を通じて、確実な知識の定着を図ることが重要です。

二次検定の【問題2】~【問題5】 令和7年度(2025)対策は、コレ!

令和6年度(2024)の出題は、過去問をしっかりと学習していれば対応可能な問題ばかりでした。
令和7年度(2025)対策には、このページの「これだけ項目集」、二次検定の出題傾向分析表と重点項目集が有効であることを確信しました。

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〔設問1〕工種指定の解答例は全69件、次の内容で作成しています。
 ・品質管理 12件  ・施工の合理化 16件  ・施工計画時の検討 15件
 ・工程管理 18件  ・環境問題 8件

〔設問1〕の解答例は、次の 30件の工種に沿った内容になっています。
 ・共通工種 10件  ・外部仕上げ 10件  ・内部仕上げ 10件

〔設問2〕工事全般の解答例は全52件、次の内容で作成しています。
 ・品質管理 12件  ・施工の合理化 12件  ・施工計画時の検討 12件
 ・工程管理  8件  ・環境問題 8件

建築施工管理技士試験  2級 経験記述の解答例サンプル

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品質管理/経験記述の解答例のサンプル

◇〔設問1〕工種指定の経験記述の解答例

〔設問1〕工種指定の経験記述を作成する際は、対象工種の特性を踏まえた具体的な品質管理項目を明確にすることが重要です。なぜその項目を設定したのか、理由を現場の状況や施工条件と結び付けて説明します。実施内容や確認方法は実務に即した手順を具体的に示し、再現性や客観性が伝わるよう配慮します。欠陥・不具合については発生要因を明確にし、防止策は施工管理者としての具体的な行動を示すことが求められます。

品質管理:施工の品質管理

① 工種名
地業工事:既製コンクリート杭(PHC杭)
② 設定した品質管理項目、品質管理項目を定めた理由
杭芯位置と杭の垂直精度を品質管理項目として定めた。杭芯位置のズレや傾斜が生じると、構造躯体全体の精度低下や荷重伝達に支障をきたすため、施工段階での精密な管理が必要と判断した。
③ 品質管理項目の実施の内容、実施する際の留意点
位置管理は杭打設前に設置した杭芯に対し、トランシットで測定を行った。垂直精度は水準器およびオートレベルを用いて施工中に随時確認し、地中障害物がある場合は早期対応できるよう事前調査を徹底した。
④ 品質の確認方法・検査方法
杭芯位置は杭頭部の座標をトランシットで測定して記録した。杭の垂直精度は打設完了後にレベル測定で確認し、杭頭高さと偏心が許容値内であることを確認した。

◇〔設問2〕工事全般の経験記述の解答例

〔設問2〕工事全般の経験記述では、品質管理活動を自ら主体的に実施した内容を具体的に記載することが重要です。現場での組織的な取り組みは役割分担や点検体制を明確にし、協力会社との連携は伝達手段や協議内容を具体的に示します。工事着手時や施工中・完了時の品質確認事項は理由と共に記載し、確実な品質確保のための取組内容を具体例で説明します。実務経験に即し、管理の目的と効果が伝わる記述を心掛けましょう。

品質管理:施工の品質確保

① 工事着手時の品質の確認事項、その理由
防水工事着手前に、施工範囲の下地清掃状況と乾燥状態、勾配の確保を確認した。下地状況が不良の場合、接着不良や水溜まりの原因となるため、施工性能を確保するために必要な確認である。
② 施工中または完了時の品質の確認事項、その理由
防水層の施工時には、膜厚の確認および塗り残しの有無を重点的に管理した。防水層の品質は建物の耐久性に直結するため、目視および膜厚計を用いて品質基準を満たしているか確認した。

施工計画時の検討/経験記述の解答例のサンプル

◇〔設問1〕工種指定の経験記述の解答例

〔設問1〕工種指定の経験記述では、対象工種と現場条件に応じた具体的な施工計画時の検討事項を明確に示すことが重要です。検討事項ごとに現場状況を具体的に説明し、検討理由は安全性・作業性・品質確保・工程管理などと関連付けて記載します。実施内容は具体的な方法や使用資機材を挙げ、施工管理者として主体的に関与したことを示します。実務経験に基づいた合理的な検討と実施内容が伝わる記述を心掛けることが大切です。

施工計画時の検討:e 試験・検査の方法

① 工種名
外部仕上げ 外壁工事:断熱 内断熱工法、現場発泡断熱材吹付け
② 現場の状況、施工計画時の検討事項
本現場では発泡断熱材の厚さと密着性の確保が重要であった。吹付け後に不陸や未充填部がないか確認するため、厚さ測定および赤外線サーモグラフィ検査の導入を計画に盛り込んだ。
③ 施工計画時の検討理由、実施内容
断熱材の吹付厚さは、ピンゲージにて数か所をランダムに測定し、設計厚を満たすことを確認した。また、赤外線カメラにより未吹付けや密着不良の箇所を可視化し、再施工の必要箇所を特定し品質を確保した。

◇〔設問2〕工事全般の経験記述の解答例

〔設問2〕工事全般の経験記述では、施工計画時に検討した具体的な内容とその理由を明確に記載することが重要です。品質低下・公衆災害・工程遅延の各テーマごとに現場状況や課題を踏まえた検討事項を挙げ、理由は安全性・品質確保・工程管理との関連性を示します。実施した防止対策は具体的な方法や体制を記載し、実施時の留意点も併せて説明します。施工管理者として主体的に検討・実施した内容が伝わる記述を心掛けましょう。

施工計画時の検討(公衆災害の防止)

① 施工計画時の公衆災害防止の検討事項、その理由
イベント会場隣接地での工事であったため、不特定多数の第三者が突発的に接近する状況を想定し、安全確保計画を事前に策定した。通常とは異なる群集行動への対処が求められる環境であったためである。
② 実施した公衆災害の防止対策、留意すべき事項
イベント開催中は重機作業を中止し、仮囲い外に誘導スタッフを配置した。音声案内や警告表示を用いて通行者へ周知し、不意の立ち入りを防止した。主催者との連携も密に行い、緊急時の対応体制を構築した。

工程管理/経験記述の解答例のサンプル

◇〔設問1〕工種指定の経験記述の解答例

〔設問1〕工種指定の経験記述では、工程管理に関する遅延防止策を具体的に示すことが重要です。遅延が予想された状況は現場条件や工事特性を踏まえて明確にし、遅延要因は材料・機械・作業員ごとに具体的に説明します。対策内容は手配や調整方法、関係者との連携内容を具体的に記載し、施工管理者として主体的に実施したことを示します。実務経験を基に、工程確保と円滑な施工に向けた管理内容が伝わる記述を心掛けましょう。

手配配置時の工事の遅延防止 a 材料(本工事材料、仮設材料)

① 工種名
内部仕上げ 壁工事:風除室 モルタル下地、有機系接着剤による小口タイル
② 遅延が予想された状況、遅延になる理由
モルタル下地用のセメントおよび骨材の搬入が他業種と重なり、作業スペースの確保が困難となり施工遅延が懸念された。また、小口タイルは生産ロットごとの色差による交換リスクもあった。
③ 遅延防止のために行った対策
仮置き場を事前に確保し、搬入計画を他業種と共有して動線を分離した。タイルは色ブレ防止のため、サンプル確認後にロット指定発注を行い、スペアタイルも予備として確保した。

◇〔設問2〕工事全般の経験記述の解答例

〔設問2〕工事全般の経験記述では、工程管理における具体的な周知方法や短縮策を明確に記載することが重要です。作業工程の周知では打合せ、工程表配布、掲示など具体的手段を挙げ、共有不足による影響も具体例で説明します。工程短縮策はプレキャスト材活用や工程の並行化などを示し、品質確保や安全管理への配慮も記載します。短縮以外の効果も具体例を交え、施工管理者として主体的に関与した内容を伝えることを心掛けましょう。

工程管理:作業工程の周知共有

① 関係者に作業工程を周知共有する方法・手段
着工前に作業所運営計画を策定し、工程を含めた全体の進め方を図示化して説明した。また、作業前日の終業前に工程確認会を実施し、翌日の作業内容・位置・安全面を含めて再確認を行うよう徹底した。
② 周知共有が不十分な場合の工程への影響
工程の理解不足があると、手待ちや材料不足、段取り違いによる事故リスクが増える。これらは作業効率を著しく低下させ、突発的な変更や人員再配置が必要となり、結果的に大幅な工程遅延を招く要因となる。

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◇ 品質管理 

品質管理 予想 R06 R05 R04 R03 R02 R01 H30 H29 H28 H27-
H17
〔設問1〕
 施工の品質管理
4
〔設問1〕
 欠陥・不具合の防止
〔設問2〕
 組織的な品質管理活動
4
〔設問2〕
 協力会社との連携
4
〔設問2〕
 施工中の品質確保

◇ 施工計画時の検討 

施工計画時の検討 予想 R06 R05 R04 R03 R02 R01 H30 H29 H28 H27-
H16
〔設問1〕
 施工計画時の検討事項
  施工方法、材料搬入
  材料保管、作業床
  養生方法、試験検査
4
〔設問2〕
 施工計画時の検討
  品質、安全、工程
1

◇ 工程管理 

工程管理 予想 R06 R05 R04 R03 R02 R01 H30 H29 H28 H27-
H18
〔設問1〕
 工事の遅延防止
  材料、機械、作業員
2
〔設問2〕
 作業工程の周知共有
4
〔設問2〕
 工程の短縮
2

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2級実地試験 問題2 用語問題の解答例

◇ 用語問題 

2建築 実地  H30-2  H28-2  H25-2  H22-2  H17-2
ローリングタワー

用語説明:
高所作業に使用する枠組足場に車輪を取付け、作業床を備えた移動式足場をいう。
留意内容:
安全帯を使用し、作業床には、手すり、昇降設備を設置する。
積載荷重を標識で表示し、定格荷重以上の積載はしない。
作業床上では、脚立、はしごなどは使用しない。
脚輪ブレーキは、移動中を除きロック状態にし、作業員を乗せたまま移動しない。
移動経路にある障害物は撤去し、足元の整理整頓を行う。

2建築 実地  H29-2  H28-2  H25-2  H22-2  H19-2
足場の先組み工法

用語説明:
鉄筋を工場や別の場所でカゴ状に組み上げて、設置場所まで移動し、柱や梁として建て込んでいく工法をいう。
留意内容:
鉄筋が組み合わされる部分に特に注意し、移動やひずみが生じないよう、鉄筋間隔を正しくとり、十分堅固に組立てる。
運搬時・つり上げ時に変形しないように、鉄筋の継手位置、交差箇所は、径0.8mm以上のなまし鉄線で結束する。
移動時の補強を適切に実施するため、ガス圧接・アーク溶接の継手位置は、隣接する継手から相互に、400㎜以上離して配筋する。

2級実地試験 問題5 躯体工事、仕上げ工事の解答例

◇ 躯体工事 

2建築 実地  R01-5B-2  H29-4-2  H26-4-2  H22-4-3
鉄筋のガス圧接継手

 鉄筋(SD 345)のガス圧接継手は、同径の鉄筋を圧接する場合、圧接部のふくらみの直径は鉄筋径の 1.4 倍以上 とし、長さを鉄筋径の 1.1 倍以上 とする。
圧接面のずれは鉄筋径dの 1/4 以下、圧接部における鉄筋の中心軸の偏心量は鉄筋径dの 1/5 以下、圧接部の折曲がりは 2度以下、片ふくらみは鉄筋径dの 1/5以下 とする。
ただし、dは異形鉄筋の呼び名に用いた数値とする。

2建築 実地  H30-5B-4  H29-4  H27-4  H25-4  H21-4-1
コンクリートの運搬時間

 レディーミクストコンクリートの運搬時間は、JIS において、コンクリートの 練混ぜ開始からトラックアジテータが荷卸し地点に到着するまでの時間として 90分以内 と規定されている。
このため、できるだけ運搬時間が短くなるレディーミクストコンクリート工場の選定をする。
また、コンクリートの 練混ぜ開始 から工事現場での打込み終了までの時間は、外気温が 25℃未満で120分以内、25℃以上で90分以内 とする。
打込み継続中の打重ね時間の間隔限度は、外気温が 25℃未満のときは150分以内、25℃以上のときは120分以内 を目安とし、先に打ち込まれたコンクリートの再振動が可能な時間内とする。
 コンクリートの工事現場内運搬において、高所から縦形フレキシブルシュートを用いてコンクリートを打設する場合、その投入口と排出口との水平距離は、垂直方向の高さの 1/2 以下 とする。

◇ 仕上げ工事 

2建築 実地  R01-5A-6  H30-5C-2  H28-4  H26-4-6  H23-4
陶磁器質タイルの密着張り

 外壁の陶磁器質タイルを密着張りとする場合、張付けモルタルの塗付け後、直ちにタイルをモルタルに押し当てる。
ヴィブラートを用いて、張付けモルタルがタイル裏面全面に回るようにする。
タイル周辺からのモルタルの盛上りが、目地深さがタイル厚さの 1/2 以下 となるように、ヴィブラートを移動しながら張り付ける。
張付けモルタルを塗り付けた後、タイルを 上部から一段おき に水糸に合わせて張り付け、その後、その間を埋めていくように張り付ける。

 有機系接着剤による外壁陶磁器質タイル張りにおいては、タイルと接着剤の接着状況を、張付け作業の途中に確認するとよい。
作業の途中に、張り付けた直後のタイルを1枚はがしてみて、タイル裏面に対して接着剤が 60%以上 の部分に接着しており、かつ、タイル裏の全面 に均等に接着していることを確認した後、次のタイルの張付け作業にかかる。

2建築 実地  H30-5A-7  H26-4-7  H22-4-6  H18-4-7
塗膜の厚さ、塗膜のしわ

 塗装工事において、所定の塗膜厚さを得られているか否かを確認する方法として、塗料の 使用量 から塗装した面積当たりの塗料の塗付け量を推定する方法や、専用測定器により膜厚を測定する方法がある。
 塗装作業中における塗膜の欠陥であるしわは、下塗りの乾燥が不十分のまま、上塗りを行ったり、油性塗料を 厚塗りした 場合に生じやすい。


2級建築施工管理 第二次検定 実地試験 出題傾向の分析

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2級実地試験 問題2 用語問題

◇ 仮設工事 

仮設工事 予想 R06 R05 R04 R03 R02 R01 H30 H29 H28-
H17
 足場の壁つなぎ 1
 防護棚・朝顔 3
 陸墨 1
 ローリングタワー 4
 足場の手すり先行工法 3
 乗入れ構台 1
 親綱 3
 ベンチマーク 1

◇ 内装工事 

内装工事 予想 R06 R05 R04 R03 R02 R01 H30 H29 H28-
H17
 石膏ボードの継目処理 2
 石膏ボードコナービード 1
 気密シート 4
 壁面ガラスブロック積 1
 グリッパー工法 2
 ビニル床シート熱溶接 2
 タイルカーペット 2

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