【2025年版】出題予想と解答例 1級土木施工管理技士 第二次検定(実地試験)

2025年版に更新済です。出題問題の見直しに対応。

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【 令和6年度以降の 1級土木施工管理試験問題の見直しについて 】

  1. 【問題1】経験記述の出題の見直しについて 1級土木施工管理試験
    1. 令和6年度(2024)経験記述ではこんな問題が出題された 1級土木施工管理試験
    2. 令和7年度(2025)経験記述の出題予想 1級土木施工管理試験
      1. 〔工事概要等〕 例年と変わりない内容と予想されます
      2. 〔設問1〕 安全管理または品質管理の出題が予想されます(500字程度)
      3. 〔設問2〕 施工計画立案時、施工着手前についての記述(500字程度)
      4. 〔設問2〕 施工着手後、施工中についての記述(500字程度)
    3. この1級「経験記述の支援ツール」が掲載している、強力な令和7年度(2025)対策は、コレ!
      1. 〔工事概要等〕 書き方のサンプル 150件を掲載
      2. 出題予想のテーマを出る可能性が高い順に並べ替えました
      3. 解答例は、〔設問1〕60件、〔設問2〕20件、合計 80件を掲載しています。
      4. 〔設問1〕 3項目従来型の解答例 30件を掲載
      5. 〔設問1〕 2項目縮小版の施工計画立案時・施工着手前についての解答例 30件を掲載
      6. 〔設問1〕 2項目縮小版の施工着手後・施工中についての解答例 30件を掲載
      7. 〔設問2〕 施工計画立案時・施工着手前についての出題予想と解答例 10件を掲載
      8. 〔設問2〕 施工着手後、施工中についての出題予想と解答例 10件を掲載
      9. 万能な「部品集」を使えば、経験記述の出題変更に対応できます
  2. 【問題2】~【問題11】の出題の見直しについて 1級土木施工管理試験
    1. 令和6年度(2024)【問題2】~【問題11】二次検定の総評 1級土木施工管理試験
    2. 二次検定の【問題2】~【問題11】 令和7年度(2025)対策は、コレ!
      1. 出題傾向分析表の掲載 平成18年~令和6年(19年分)
      2. 優先順位がハッキリわかる「重点項目集」の掲載
      3. スマホで使える。いつでも何処でも効率的に勉強できる。
  3. 試験は要領です。合格できる方法があります。
  4. 1級 土木施工管理技士試験 経験記述の支援ツール
    1. 土木施工管理技士試験 1級 経験記述の出題予想
    2. 土木施工管理技士試験  1級 経験記述の解答例
      1. 品質管理/「施工着手後、施工中」の解答文/管布設、漏水対策
      2. 安全管理/「施工計画立案時、施工着手前」の解答文/基礎工事、機械事故・車両事故
      3. 労務管理/「施工計画立案時・施工着手前」の解答文/人材確保や働き方改革
      4. 不測の事態/「施工着手後、施工中」の解答文/天候急変・地盤変化・設計変更
    3. 土木施工管理技士試験  1級 経験記述の部品集
    4. 土木施工管理技士試験  1級 経験記述の出題傾向
  5. 1級 土木施工管理技士試験 第二次検定(実地試験)
    1. 1級土木施工管理 第二次検定 実地試験 これだけ項目集
    2. 1級土木施工管理 第二次検定 実地試験 項目集サンプル
      1. 1級 実地試験 問題2・9 コンクリート工のサンプル
      2. 1級 実地試験 問題4・8 土工のサンプル
    3. 1級土木施工管理 第二次検定 実地試験 出題傾向の分析
  6. 土木施工管理技士試験  実地試験、経験記述問題で問われるものは

【問題1】経験記述の出題の見直しについて 1級土木施工管理試験

令和6年度(2024)経験記述ではこんな問題が出題された 1級土木施工管理試験

令和6年度(2024)の 1級【問題1】経験記述では、次のような問題が出題されました。

〔工事概要等〕は、例年と変わりない内容でした。

経験記述は、1問から〔設問1〕と〔設問2〕の2問の出題になりました。

〔設問1〕は、3項目から2項目の記述になり、文字数が少なくなりました。
 「安全管理」が出題されました(500字程度)

 2項目縮小版(500字程度) ← 3項目従来型(750字程度)
  (1) 技術的課題と検討項目   (1) 技術的課題  
  (2) 対応処置とその評価    (2) 検討項目  
                 (3) 対応処置

〔設問2〕は、新しいパターンで出題されました。
 「施工計画立案時」の「現場の事前調査」が出題されました(500字程度)

  (1) 施工計画立案に先立って行なった現場の事前調査で判明した施工上の課題
  (2) (1)で記述した課題について施工計画の作成にあたり反映した対応処置とその評価

令和7年度(2025)経験記述の出題予想 1級土木施工管理試験

令和7年度(2025)の 1級【問題1】経験記述では、次のような問題の出題が予想されます。

〔工事概要等〕 例年と変わりない内容と予想されます

〔設問1〕 安全管理または品質管理の出題が予想されます(500字程度)

 (1) 技術的課題と検討項目
 (2) 対応処置とその評価

〔設問2〕 施工計画立案時、施工着手前についての記述(500字程度)

 (1) 施工計画の立案における、「◆」に関する施工上の課題と検討項目
 (2) (1)で記述した課題について、「◇」計画の作成にあたり反映した対応処置とその評価

「◆」、「◇」は、次のテーマが予想されます。
 ① 安全管理、安全管理
 ② 品質管理、品質管理
 ③ 工程管理、工程管理
 ④ 環境負荷の低減、環境対策
 ⑤ 現場の事前調査、施工計画
 ⑥ ICT技術を活用した施工の効率化、施工計画
 ⑦ 工事のコスト管理、コスト管理
 ⑧ 施工に必要な機械や資材の調達・管理、施工機械・資材管理
 ⑨ 人材確保や働き方改革などの労務管理、労務管理
 ⑩ 地域住民への影響、地域住民との調整

〔設問2〕 施工着手後、施工中についての記述(500字程度)

 (1) 施工中に発生した、「◆」に関する課題と検討項目
 (2) (1)で記述した課題について、現場で実施した「◇」の対応処置とその効果

「◆」、「◇」は、次のテーマが予想されます。
 ⑪ 安全管理上のトラブルの事例、安全管理
 ⑫ 品質不具合の事例、品質不具合
 ⑬ 工程遅延の事例、工程管理
 ⑭ 作業ヤード・仮設道路・排水計画などの不備、仮設計画の不備
 ⑮ ドローン測量・3Dマシンコントロール・BIM/CIMなどの導入、ICT技術導入
 ⑯ 重機・資機材の管理と運用、施工機械・資材管理
 ⑰ 人手不足や技能者の不足や経験差、労務管理
 ⑱ 近隣住民や関係者からのクレーム、地域住民との調整
 ⑲ 天候急変・地盤変化・設計変更、不測の事態
 ⑳ 狭小地・交通規制・立地条件など、施工環境の制約

この1級「経験記述の支援ツール」が掲載している、強力な令和7年度(2025)対策は、コレ!

令和7年度(2025)の経験記述対策として、この 1級「経験記述の支援ツール」では、強力なツールを掲載しています。

〔工事概要等〕 書き方のサンプル 150件を掲載

工事名、あなたの立場、発注者名、工事場所、工期、主な工種、施工量の書き方のサンプルを掲載しています。
「主な工種、施工量」は、次の工事について、150件のそのまま使えるサンプルを作成しています。

河川工事、道路工事、海岸工事、砂防工事、ダム工事、港湾工事、鉄道工事、空港工事、発電・送変電工事、上水道工事、下水道工事、土地造成工事、農業土木工事、森林土木工事、公園工事、地下構造物工事、橋梁工事、トンネル工事、鋼構造物塗装工事、薬液注入工事

「主な工種、施工量」のそのまま使えるサンプルを、ほんの一例ですが紹介します。

工事区分:道路改良工事
主な工種:法面保護工、植生マット工、落石防止柵工
施工量 :法面整形 A=1,000m²(整形・客土・種子散布)
     植生マット工 A=800m²(厚さ5cm、侵食防止)
     落石防止柵設置 L=120m(H=3.0m、ネット型落石防護柵)

工事区分:橋梁工事
主な工種:PC橋工、床版コンクリート工、緊張工
施工量 :PC桁製作・架設工 N=8本(長さ40m、プレテンション方式)
     床版コンクリート打設 V=500m³(高流動コンクリート、厚さ25cm)
     緊張工 N=12ヶ所(PC鋼材緊張、ジャッキ荷重1500kN)

出題予想のテーマを出る可能性が高い順に並べ替えました

出題側(国交省・試験実施団体)の意図を考慮して、「現場で頻繁に発生し、管理能力や調整能力が問われ、記述の差がつきやすい」という観点から、
出題が予想されるテーマを、実務的な重要度、出る可能性が高い順に並べ替えました。

【出題予想テーマの重要度・出題可能性が高い順】

Aランク(極めて高い:頻出テーマ、管理・調整能力の差が出やすい)
1. ① 安全管理、安全管理
2. ③ 工程管理、工程管理
3. ② 品質管理、品質管理
4. ⑲ 天候急変・地盤変化・設計変更、不測の事態
5. ⑤ 現場の事前調査、施工計画
6. ⑳ 狭小地・交通規制・立地条件など、施工環境の制約
7. ⑩ 地域住民への影響、地域住民との調整
8. ⑬ 工程遅延の事例、工程管理
9. ⑫ 品質不具合の事例、品質不具合

Bランク(高い:管理能力・調整力は問われるが、やや特化テーマ)
10. ⑪ 安全管理上のトラブルの事例、安全管理
11. ⑦ 工事のコスト管理、コスト管理
12. ④ 環境負荷の低減、環境対策
13. ⑰ 人手不足や技能者の不足や経験差、労務管理
14. ⑨ 人材確保や働き方改革などの労務管理、労務管理
15. ⑭ 作業ヤード・仮設道路・排水計画などの不備、仮設計画の不備
16. ⑱ 近隣住民や関係者からのクレーム、地域住民との調整

Cランク(中程度:最新テーマ or 特殊テーマだが出題可能性あり)
17. ⑧ 施工に必要な機械や資材の調達・管理、施工機械・資材管理
18. ⑯ 重機・資機材の管理と運用、施工機械・資材管理
19. ⑥ ICT技術を活用した施工の効率化、施工計画
20. ⑮ ドローン測量・3Dマシンコントロール・BIM/CIMなどの導入、ICT技術導入

解答例は、〔設問1〕60件、〔設問2〕20件、合計 80件を掲載しています。

〔設問1〕 3項目従来型の解答例 30件を掲載

3項目従来型の解答例は、品質管理14件、工程管理4件、安全管理12件を掲載しています。
 (1) 留意した技術的課題
 (2) 検討した理由と内容
 (3) 実施した対応処置

〔設問1〕 2項目縮小版の施工計画立案時・施工着手前についての解答例 30件を掲載

2項目縮小版の施工計画立案時・施工着手前の解答例は、品質管理14件、工程管理4件、安全管理12件を掲載しています。
2項目縮小版は、令和6年度(2024)に出題された、次の形式です。
 (1) 技術的課題と検討項目
 (2) 対応処置とその評価

〔設問1〕 2項目縮小版の施工着手後・施工中についての解答例 30件を掲載

2項目縮小版の施工着手後・施工中の解答例は、品質管理14件、工程管理4件、安全管理12件を掲載しています。
2項目縮小版は、令和6年度(2024)に出題された、次の形式です。
 (1) 技術的課題と検討項目
 (2) 対応処置とその評価

〔設問2〕 施工計画立案時・施工着手前についての出題予想と解答例 10件を掲載

前述の①~⑩の出題予想の全テーマについて、2項目縮小版の解答例10件を作成しています。

ここでは、「⑨ 人材確保や働き方改革などの労務管理、労務管理」のテーマについての解答例を、1つだけ紹介します。

(1) 施工計画の立案における、「人材確保や働き方改革などの労務管理」に関する施工上の課題と検討項目
技能労働者の高齢化や人手不足は、本工事における重要な課題であり、円滑な施工を実施するためには、適切な人材確保と労務管理の強化が不可欠であった。具体的な課題として、①必要な技能を持つ作業員の確保、②長時間労働の抑制と休息日の確保、③労働災害防止の安全教育強化、④ICT技術導入による省力化と生産性向上、⑤職場環境改善による定着率向上などが挙げられる。これらを解決するためには、協力会社との連携強化やシフト制の導入、ICT施工の活用などを施工計画に盛り込む必要があった。適切な労務管理を行うことで、現場作業員の負担軽減と作業効率の向上が見込まれた。

(2) (1)で記述した課題について、「労務管理」計画の作成にあたり反映した対応処置とその評価
施工計画では、労働環境を改善するため、施工標準化とICT技術の導入を進め、少人数でも効率的に作業ができる体制を整えた。作業員確保に向けては、複数の協力会社と契約し、繁忙期の労働力の安定を図った。また、労働時間管理では、週休2日制を基本とし、交代制を導入して長時間労働を防止する計画とした。さらに、安全管理強化のため、定期的な安全教育を実施し、事故防止に努めた。これらの対策により、作業員の定着率が向上し、施工の安定化と生産性向上が実現できる計画とした。計画的な労務管理を通じて、工程が遅延することなく、施工が効率よく進行したと評価された。

〔設問2〕 施工着手後、施工中についての出題予想と解答例 10件を掲載

前述の⑪~⑳の出題予想の全テーマについて、2項目縮小版の解答例10件を作成しています。

ここでは、「⑲ 天候急変・地盤変化・設計変更、不測の事態」のテーマについての解答例を、1つだけ紹介します。

(1) 施工着手後、施工中に発生した、「天候急変・地盤変化・設計変更」に関する課題と検討項目
本工事では、施工中に天候の急変、地盤変化、設計変更が発生し、工程や品質に影響を及ぼすことが課題となった。特に、①集中豪雨による施工ヤードの冠水や作業中断、②地盤の軟弱化に伴う支持力不足、③設計変更による施工方法の見直しが主な問題であった。これらの課題に対応するため、①降雨時の排水計画強化と作業スケジュールの見直し、②地盤調査の実施と適切な地盤改良工法の検討、③設計変更に伴う関係者との調整と施工計画の修正が必要であった。また、工程遅延を最小限に抑えるため、天候や地盤状況を随時監視し、迅速な意思決定を行う体制を整えることも重要であった。これらの対策を事前に検討することで、不測の事態への備えを強化した。

(2) (1)で記述した課題について、現場で実施した「不測の事態」の対応処置とその効果
施工中に集中豪雨が発生した際は、事前に設置した仮排水設備を活用し、施工ヤードの冠水を防止した。また、作業を一時中断し、安全を確保した上で、影響を受けない作業への切り替えを行い、工程遅延を最小限に留めた。地盤の軟弱化が判明した際には、追加の地盤調査を実施し、適切な地盤改良を施すことで、支持力を確保した。設計変更に関しては、発注者や設計者と協議し、迅速に変更内容を把握した上で、施工計画を修正した。さらに、関係者への情報共有を徹底し、円滑な対応を図った。これらの対応により、安全かつ適切な施工を維持しながら、工事の品質確保と工程管理を実現できた。

万能な「部品集」を使えば、経験記述の出題変更に対応できます

【問題1】の〔設問1〕〔設問2〕ともに、
経験記述の出題変更には、当サイトの支援ツールの「部品集」を使えば、対応できます。

例えば、「現場の事前調査で判明した課題」について書きたい場合、「調査」で部品集を検索すると、98件のネタがヒットします。
その中から最適なネタを選び、解答文を作成すればいいのです。
「調査」で部品集を検索して、ヒットした「使えそうなネタ」を少しだけ紹介します。

○W川下流域の延長250mの築堤構築工事では、盛土材料が近隣工事の岩ズリを流用したが、現地調査では最大粒径のバラツキが大きく、含水比が高い状況であった

○工事着手前の地質調査の結果、岩盤の起伏が激しく中間層に転石の点在が判明した
○近郊工事現場で交換ソイルセメント杭が施工不能となる事例が複数確認されていた

○施工前の地盤調査の結果、地表面より1.5m下層に厚さ50cm程度の貝殻層が堆積しているものの、その下は軟弱程度が増す地層・地質であるため、敷き鉄板の活用を検討した

○河床高の設計の相違が判明したことから、現地測量を再度行いボーリング調査で河川内の土質サンプルを採取し、根固め工のハット型矢板の支持力が設計値以上で、かつ裏込めに使用する埋戻土の背面土圧に耐え鉛直精度を維持できるかの確認を検討した

○下水道本管にて、事前調査を実施したところ、漏水・侵入水箇所が複数あった
○侵入水による土砂引き込みから、下水道本管基礎の脆弱化、本管内の流下阻害、周囲の地盤沈下、道路陥没が懸念された
○止水対策における工法の選定が重要で品質管理上の技術的課題となった

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土木施工管理技士 1級経験記述 出題予想と解答例文

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【問題2】~【問題11】の出題の見直しについて 1級土木施工管理試験

令和6年度(2024)【問題2】~【問題11】二次検定の総評 1級土木施工管理試験

令和6年度(2024)の二次検定【問題2】~【問題11】では、次のような問題が出題されました。

【問題2】【問題3】は、必須問題です。

【問題2】 安全ネットの構造に関するもの
墜落防止のための安全基準に関する知識が問われました。過去の1次試験でも類似の内容が出題されています。

【問題3】 施工体制台帳の作成に関するもの
建設業法および公共工事の入札・契約に関する法令の理解が求められる内容です。施工管理の基礎知識がしっかり身についていれば対応できる問題でした。

【問題4~問題11】は、選択問題です。

【問題4】 暑中コンクリートの施工に関するもの
コンクリートの打ち込み時の温度管理や施工方法の工夫について問う問題でした。

【問題5】 土の締固め試験と品質管理に関するもの
含水比と密度の関係や適切な試験方法を理解しているかが問われ、施工管理の基本を押さえおく必要があります。

【問題6】 移動式クレーンの安全管理に関するもの
クレーン作業における転倒防止策や作業手順の周知など、労働災害防止に必要な対策を理解していれば、対応できる問題でした。

【問題7】 情報化施工に関するもの
TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理について出題されました。施工の効率化や品質管理に関する内容であり、近年の施工技術のトレンドを踏まえた出題でした。

【問題8】 切梁式土留め支保工の掘削作業に関するもの
掘削順序や排水対策など、現場での施工管理に直結する内容であり、実務経験があれば対応できる問題でした。

【問題9】 コンクリートの打ち重ねに関するもの
コールドジョイントの発生防止策が問われ、コンクリートを打ち重ねる際の打込の留意点、締固め方法を理解していれば、書ける問題でした。

【問題10】 足場の点検項目に関するもの
2次試験では初出題ですが、1次試験(学科)では選択肢の一つとして過去に出題されています。労働安全衛生規則第567条の2に明記されている9項目の点検内容を学習していれば対応可能でした。

【問題11】 騒音・振動防止対策または調査に関するもの
令和2年度の問題11と類似した内容でした。令和2年度の問題は「具体的対策」のみが問われていたのに対し、本年度は「調査」が加わった点が特徴的でした。

全体を通じて、施工管理における安全対策や品質管理の基本を問う内容が多く、実務経験や過去問題の学習が有効であるといえます。一方で、新技術を取り入れた問題もあり、幅広い知識が求められる試験でした。

二次検定の【問題2】~【問題11】 令和7年度(2025)対策は、コレ!

令和6年度(2024)の出題は、過去問をしっかりと学習していれば対応可能な問題ばかりでした。
令和7年度(2025)対策には、このページの「これだけ項目集」、二次検定の出題傾向分析表と重点項目集が有効であることを確信しました。

出題傾向分析表の掲載 平成18年~令和6年(19年分)

・19年分の過去問を分析して、出題頻度の高い問題を抽出しています。
・どのような問題が、どれくらいの頻度の出題か、一目瞭然です。
・本年度の出題を予想しています。

優先順位がハッキリわかる「重点項目集」の掲載

・重点項目集は毎年更新し、昨年の出題の解答もわかる最新版です。
・出題年度や出題回数は、色を変えて記入しています。
・項目の重要度、覚える優先順位が、ハッキリわかります。
・たくさんの色が付いている、よく出る問題からやればいいのです。

スマホで使える。いつでも何処でも効率的に勉強できる。

・Wordアプリをインストールすれば、スマホで使えます。
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・Wordを編集して、オリジナルの重要項目集、問題集が作成できます。

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      第二次検定の重点項目集は、ワードA4版で 120ページ以上。

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  出題分析表と重点項目集、試験対策の優先順位がハッキリわかる

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土木施工管理技士試験 1級 経験記述の出題予想

・令和6年度(2024)の 1級【問題1】経験記述では、次のような問題が出題されました。

・経験記述は、1問から〔設問1〕と〔設問2〕の2問の出題になりました。

・〔設問1〕は、3項目から2項目の記述になり、文字数が少なくなりました。
 「安全管理」が出題されました(500字程度)
   2項目縮小版(500字程度)  ← 3項目従来型(750字程度)
    (1) 技術的課題と検討項目    (1) 技術的課題
    (2) 対応処置とその評価     (2) 検討項目
                     (3) 対応処置

・〔設問2〕は、新しいパターンで出題されました。
 「施工計画立案時」の「現場の事前調査」が出題されました(500字程度)
   (1) 施工計画立案に先立って行なった現場の事前調査で判明した施工上の課題
   (2) (1)で記述した課題について施工計画の作成にあたり反映した対応処置とその評価

・令和7年度(2025)の 1級【問題1】では、次のような問題の出題が予想されます。

・〔設問1〕 安全管理または品質管理の出題が予想されます(500字程度)
      (1) 技術的課題と検討項目
      (2) 対応処置とその評価

・〔設問2〕 施工計画立案時、施工着手前についての記述(500字程度)
  または
・〔設問2〕 施工着手後、施工中についての記述(500字程度)

・〔設問2〕の出題予想と解答例は、経験記述の支援ツールのファイルをご覧ください。

土木施工管理技士試験  1級 経験記述の解答例

解答例は、〔設問1〕60件、〔設問2〕20件、合計 80件を掲載しています。

・〔工事概要等〕 書き方のサンプル 150件を掲載
・〔設問1〕 3項目従来型の解答例 30件を掲載
・〔設問1〕 2項目縮小版の施工計画立案時・施工着手前の解答例 30件を掲載
・〔設問1〕 2項目縮小版の施工着手後・施工中の解答例 30件を掲載
〔設問1〕の解答例 30件は、品質管理14件、工程管理4件、安全管理12件です。
・〔設問2〕 施工計画立案時・施工着手前の出題予想と解答例 10件を掲載
・〔設問2〕 施工着手後、施工中の出題予想と解答例 10件を掲載
・経験記述のネタを集めた、万能な「部品集」を掲載

土木施工管理技士試験 1級 経験記述の解答例サンプル

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〔設問1〕 2項目縮小版

品質管理/「施工着手後、施工中」の解答文/管布設、漏水対策

(1) 留意した技術的課題、課題を解決するための検討項目
 本工事は〇〇市下水道局管理センター発注の既設管渠HPφ300の老朽化に伴う改修工事である。開削工を避けるため、非開削工の管渠更生工を採用した。施工中、事前調査で判明した管底部からの浸入水が発生し、更生時の硬化不良が懸念された。また、近接する給水管からの漏水も確認され、品質への影響が問題となった。これに対し施工中には、①地下水位低下工法の適用、②固結工法の実施、③給水管の漏水対策の3点を検討した。①では、重力排水を活用し地下水位を低下させる手法を検討した。②では、砂質土の圧密による沈下を防ぐための固結工法を考慮した。③では、管轄上水道課と協議し、修繕または移設の可能性を検討した。

(2) (1)で記述した検討項目の対応処置とその評価
 ①の地下水位低下対策として、地盤高の低い箇所に井戸を掘削し、鋼製ケーシングを設置した。3インチ水中ポンプで毎分0.7m3の排水を行い、管底への浸入水を抑制した。②の固結工法では、薬液注入工を二重管ストレーナ複相式で実施し、更生管路端部1.5m離れた位置でL=4.0m、注入範囲2.5mの処置を行い、地盤沈下を防止した。③の給水管漏水対策については、管轄上水道課と協議し、既設給水管の閉栓と新設配水管路からの引き込みを実施した。
これらの施工中の対応により、管渠内への地下水の止水対策及び近接する上水道管への漏水対策を実施し、設計耐震強度の耐震レベル2の品質を確保することができた。

安全管理/「施工計画立案時、施工着手前」の解答文/基礎工事、機械事故・車両事故

(1) 留意した技術的課題、課題を解決するための検討項目
 本工事は、〇〇市〇〇川河口部で実施される津波対策工事の一環であり、半川締切のもとで水門および基礎工を築造する。施工ヤードは約1,000㎡と狭隘であり、発注者の要請により基礎杭施工機械3組を同時に稼働させる計画であった。基礎杭の施工場所が日々移動するため、鋼管や資材の搬入路の確保、作業員の安全通路の設計が必要であった。また、クレーンを用いた揚重作業では、吊荷の落下防止や作業員との接触災害防止策を事前に検討する必要があった。これらの課題を踏まえ、①搬入路と資材置場の計画②クレーン作業時の機械類の接触防止策③玉掛け作業時の吊荷の落下・接触防止策を施工計画立案時に検討した。

(2) (1)で記述した検討項目の対応処置とその評価
 施工計画立案時に、安全対策として以下の方針を策定した。①搬入路は移動可能な敷鉄板を使用し、クレーン作業に必要な幅員12mを確保するとともに、バリケードとカラーコーンで作業員の安全通路を明示する計画とした。②クレーン作業計画書を作成し、事前周知を徹底するとともに、旋回半径内にカラーコーンを設置し、揚重作業時には専任監視員を配置して立入禁止措置を実施する計画とした。③玉掛け作業では資材ごとに専用の吊具を使用し、吊荷の落下防止を図るとともに、揚重時には玉掛警報機を設置し、周辺作業員へ注意喚起を徹底する計画とした。これらの対策を反映し、安全かつ円滑な施工を確保できると判断した。

〔設問2〕 2項目縮小版

労務管理/「施工計画立案時・施工着手前」の解答文/人材確保や働き方改革

(1) 施工計画の立案における、「人材確保や働き方改革などの労務管理」に関する施工上の課題と検討項目
技能労働者の高齢化や人手不足は、本工事における重要な課題であり、円滑な施工を実施するためには、適切な人材確保と労務管理の強化が不可欠であった。具体的な課題として、①必要な技能を持つ作業員の確保、②長時間労働の抑制と休息日の確保、③労働災害防止の安全教育強化、④ICT技術導入による省力化と生産性向上、⑤職場環境改善による定着率向上などが挙げられる。これらを解決するためには、協力会社との連携強化やシフト制の導入、ICT施工の活用などを施工計画に盛り込む必要があった。適切な労務管理を行うことで、現場作業員の負担軽減と作業効率の向上が見込まれた。

(2) (1)で記述した課題について、「労務管理」計画の作成にあたり反映した対応処置とその評価
施工計画では、労働環境を改善するため、施工標準化とICT技術の導入を進め、少人数でも効率的に作業ができる体制を整えた。作業員確保に向けては、複数の協力会社と契約し、繁忙期の労働力の安定を図った。また、労働時間管理では、週休2日制を基本とし、交代制を導入して長時間労働を防止する計画とした。さらに、安全管理強化のため、定期的な安全教育を実施し、事故防止に努めた。これらの対策により、作業員の定着率が向上し、施工の安定化と生産性向上が実現できる計画とした。計画的な労務管理を通じて、工程が遅延することなく、施工が効率よく進行したと評価された。

不測の事態/「施工着手後、施工中」の解答文/天候急変・地盤変化・設計変更

(1) 施工着手後、施工中に発生した、「天候急変・地盤変化・設計変更」に関する課題と検討項目
本工事では、施工中に天候の急変、地盤変化、設計変更が発生し、工程や品質に影響を及ぼすことが課題となった。特に、①集中豪雨による施工ヤードの冠水や作業中断、②地盤の軟弱化に伴う支持力不足、③設計変更による施工方法の見直しが主な問題であった。これらの課題に対応するため、①降雨時の排水計画強化と作業スケジュールの見直し、②地盤調査の実施と適切な地盤改良工法の検討、③設計変更に伴う関係者との調整と施工計画の修正が必要であった。また、工程遅延を最小限に抑えるため、天候や地盤状況を随時監視し、迅速な意思決定を行う体制を整えることも重要であった。これらの対策を事前に検討することで、不測の事態への備えを強化した。

(2) (1)で記述した課題について、現場で実施した「不測の事態」の対応処置とその効果
施工中に集中豪雨が発生した際は、事前に設置した仮排水設備を活用し、施工ヤードの冠水を防止した。また、作業を一時中断し、安全を確保した上で、影響を受けない作業への切り替えを行い、工程遅延を最小限に留めた。地盤の軟弱化が判明した際には、追加の地盤調査を実施し、適切な地盤改良を施すことで、支持力を確保した。設計変更に関しては、発注者や設計者と協議し、迅速に変更内容を把握した上で、施工計画を修正した。さらに、関係者への情報共有を徹底し、円滑な対応を図った。これらの対応により、安全かつ適切な施工を維持しながら、工事の品質確保と工程管理を実現できた。

土木施工管理技士試験  1級 経験記述の部品集

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土木施工管理技士試験  1級 経験記述の出題傾向

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〔設問 1〕

出題項目 予想 R06 R05 R04 R03 R02 R01 H30 H29 H28 H27 H26 H25-
H16
 品質管理 3
 工程管理 2
 安全管理 2
 出来形管理   2
 仮設工 1

〔設問 2〕
令和6年度(2024)の〔設問2〕は、
「施工計画立案時」の「現場の事前調査」が出題されました(500字程度)
令和7年度(2025)の〔設問2〕の出題予想と解答例は、「経験記述の支援ツール」をご覧ください。

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1級 土木施工管理技士試験 第二次検定(実地試験)

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1級 実地試験 問題2・9 コンクリート工のサンプル

1土木 実地  H28-3-1  H26-3-1  H25-3-2  H23-3-1  H22-6-1
コンクリートの温度ひび割れ防止

 コンクリートの打込み後は、コンクリート表面が乾燥するとひび割れの発生の原因となるので、硬化を始めるまで、日光の直射、風などによる水分の逸散を防止する。
 コンクリートを適当な温度のもとで、十分な湿潤状態に保ち、有害な作用の影響を受けないようにすることが必要である。

 コンクリートの施工にあたっては、所定の品質および機能を有するコンクリート構造物が得られるよう、事前にセメントの水和熱による温度応力および温度ひび割れに対する十分な検討を行う。
 セメントは、中庸熱ポルトランドセメント、高炉セメント、フライアッシュセメントなどの低発熱形セメントを使用する。
 混和材としては、フライアッシュ、高炉スラグ微粉末、混和剤としては、AE剤、減水剤、AE減水剤、高性能AE減水剤などがあるが、これらの混和材料は、その効果を確かめた上、使用方法を十分に検討する。
 コンクリートの配合は、所要のワーカビリティー、強度、耐久性、水密性、ひび割れ抵抗性、鋼材の保護性能が確保される範囲内で、単位セメント量を少なくする。

1土木 実地  H29-8-1  H28-8-1  H27-3-2  H25-3-1  H20-3-1
暑中コンクリートの打込み

 暑中コンクリートの打込み時のコンクリートの温度は、35℃以下とする。
 暑中コンクリートの練り混ぜ開始から打ち終わりの時間は、1.5時間以内とする。
 直射日光などにより高温になる箇所は、散水、覆いなど、適切な処置を講じる。
 暑中コンクリートの打込み時には、コンクリートから吸水すると予想される箇所の湿潤状態を保持する。
 暑中コンクリートは、運搬中のスランプ低下、空気量の減少、コールドジョイント発生の危険性があるため、コンクリートの打込み温度をできるだけ低くする。

1級 実地試験 問題4・8 土工のサンプル

1土木 実地  H30-2-1  H28-7  H27-2-1  H25-2-1  H23-2-1
盛土の排水処理

排水の目的:
・盛土内への水の浸入を防止して、盛土の安定を図るため。
・排水を良好にして、雨水の土中への浸入を最小限に防ぐため。
・雨水ののり面への流出を防止して、法面表土の浸食を防止するため。
雨水の浸透から、間隙水圧の上昇、剪断強度の低下、滑り破壊の発生を防止する。

排水工の施工:
・盛土面が4~5%程度の排水勾配を常に保つよう、土を敷きならし締固めを行う。
・のり肩付近に施工機械の転落を防止する土手を設けるか、素堀の仮側溝を設ける。
・ダンプトラックやブルドーザなど施工機械のわだちや履帯跡が残らないよう、作業終了時に盛土表面をローラなどでできるだけ平滑にし、排水性を良くしておく。
・高さ 5~10m ごとに小段を設け、法面の水を集め、縦排水溝等により法尻に導く。

基礎地盤、法面の排水:
地山からの湧水量は、調査時点では不明確なケースが多いため、盛土工事に着手し湧水量が多いことが判明した場合は、十分な地下排水対策をとるようにする。
・盛土施工中の法面の一部に水が集中すると、盛土の安定に悪影響を及ぼすので、法肩部をソイルセメントなどで固め、法面に仮縦排水溝を設けて雨水を法尻に導く
・盛土の基礎地盤は、盛土の施工に先立って適切な処理を行わなければならない。
沢部や湧水の多い箇所での盛土の施工は、適切な基礎排水工を行うものとする。

1土木 実地  H28-2-2  H25-2-2  H23-2-2  H19-2-2  H18-2-2
深層混合処理工法

 深層混合処理工法は、軟弱地盤中に現地土とセメント系固化材を処理機を用いて攪拌混合し、所定の強度に固化することで、地盤沈下を防止し、支持力、せん断強度を高める工法である。
 各種構造物の基礎地盤改良として用いられる他、山留め壁、掘削時の地盤安定確保のような仮設構造物としての用途もある。
 海上埋立地などでは、液状化対策として採用される。
 〔期待される効果〕
  ・全沈下量の減少
  ・すべり抵抗の増加
  ・せん断変形の抑制

1級土木施工管理 第二次検定 実地試験 出題傾向の分析

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問題4 コンクリート工 予想 R06 R05 R04 R03 R02 R01 H30 H29 H28 H27-
H18
◇ 打継ぎ
 打継目の位置
 水平打継目の打継ぎ 3
 鉛直打継目の打継ぎ 3
◇ 養生
 水和反応と湿潤状態 2
 養生の期間
 膜養生剤の散布 1
問題11 施工計画 予想 R06 R05 R04 R03 R02 R01 H30 H29 H28 H27-
H18
 現場組織表の記載 1
 施工方法の記載 1
 主要資材の記載 1
 環境保全計画の記載
問題7・8 土工 予想 R06 R05 R04 R03 R02 R01 H30 H29 H28 H27-
H18
◇ 盛土の施工
 盛土の排水処理 2
 盛土材料の選定 2
 盛土の情報化施工 1
 情報化施工の結果作成
 盛土の含水量調節 1
 盛土の敷均し 1
 高含水比の建設発生土 1
◇ 軟弱地盤対策
 建設発生土の対策 1
 安定処理工法
 安定処理の施工
 建設発生土の有効利用 1
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